公演記事
坂東玉三郎初春お年玉公演
1月7日(火)
会場: 松竹座
座席: 13列中央
昼の部
①口上
2:00ー2:15 幕間10分
②残月
2:25ー2:40 幕間30分
③長崎十二景
3:10ー3:50
内容
①口上(こうじょう)
初春のご挨拶を申し上げる「口上」から幕を開けます。新年を寿ぐのにふさわしいひと幕。
②地唄 残月(ざんげつ)
峰崎勾当の門下の松屋某の息女が夭折したのを偲んでつくられた曲で、曲題はその戒名にちなんだものと伝えられています。見え隠れする月の情景と、早世した女性の命の儚さを静かに表現する玉三郎の珠玉の地唄舞。
③長崎十二景(ながさきじゅうにけい)
竹久夢二の代表作に数えられる名画をもとに、唯是震一が発表した組曲「長崎十二景」の音楽と舞踊が渾然一体となった舞踊劇です。
昭和54(1979)年に初演された『長崎十二景』は、夢二の絵から抜け出したような女人像が評判となり、翌年12月にサンシャイン劇場にて再演、以後上演が重ねられた。
哀愁のなかにも繊細な情趣や美しさに富んだ作品。
感想
①松竹座では、5年続けてのお正月公演。
コロナ下、松竹座の前は、人が居なくて
しかし、お客様が、見に来てくださったと感謝の言葉。
歳をとって、今まで出来ていた事が出来なくなって、お目怠い事と思いますとも。
昨年は、染五郎さん、團子さん、そして、今回は
小波津さんの若いお力をお借りして‥。
そして、最後「隅から隅までずずずい〰と〰」
声の張り、目線がめちゃめちゃカッコいい
口上中、座布団に座られて、2度ほど座り直しのような動きに???
なので、元気な張りのある大きな声にホッと。
②地唄舞なので、ゆっくりした動き。
足捌きが、滑らかさに欠けるというか‥
正座から、立ち上がる時も??
友人も、綺麗だったけど、ちょっと足が‥
③竹久夢二の女性に似せて、可愛い感じ。
ただ、舞踏劇で、声がないので、ウトウト💤。
前日の平安神宮行きの疲れもあり。
その他
久しぶりで、玉三郎さんを拝見。
2019年1月からは、中村虎之介さんメインで、玉三郎さんをちょっと離れてた。
踊りがあんなにお上手だったのに、やはり、ご自分でも歳をとって‥と言われていたので
確か、1年余り前、今後は、大きな舞台ではなく、小さなところで演りたいと言われていた。
体力的に無理(女方は膝をずっと曲げているので負担が大きい)かなと思っていた。
観る前に、道頓堀「今井」のおうどん
「鍋焼きうどん」と「おでん」
星野珈琲
以前は、「珈琲青山」だったけど様変わり
松竹座
時間割
右は、「長崎十二景」から