八月納涼歌舞伎
8月6日(日)
会場: 歌舞伎座
座席: 2列上手側
第1部
①裸道中 11
幕間 35分
②大江山酒呑童子(おおえやましゅてんどうじ)
あらすじ
①裸道中(はだかどうちゅう)
笑いと人情味あふれるひと幕
尾張に住む勝五郎(獅童)は、博打がやめられずに貧乏暮らし。
女房みき(七之助)と夫婦ともども、身なりも整わずあられもない姿。
年に一度の秋祭りの今日も、夫婦喧嘩が絶えず。
そんなところへ、かつて勝五郎が世話になった大恩人・清水の次郎長(彌十郎)が女房お蝶を連れた旅の途中に一夜の宿を求めてやって来たから大騒動。
なんとか次郎長夫婦をもてなそうとする勝五郎は…。
大政(男女蔵)小政(橋之助)法印大五郎(虎之介)
新国劇などで上演されてきた「次郎長外伝」の本作を、このたび歌舞伎として初めて上演。どこか憎めない愛嬌をもつ勝五郎や、喧嘩をしながらも夫への情愛が滲む女房みき、懐の深さを見せる次郎長など、魅力的な登場人物たちが織り成す笑いと人情味あふれるひと幕にご期待ください。
新国劇などで上演されてきた「次郎長外伝」の本作を、このたび歌舞伎として初めて上演。どこか憎めない愛嬌をもつ勝五郎や、喧嘩をしながらも夫への情愛が滲む女房みき、懐の深さを見せる次郎長など、魅力的な登場人物たちが織り成す笑いと人情味あふれるひと幕にご期待ください。
②大江山酒呑童子(おおえやましゅてんどうじ)
刃を突き鬼退治!洒脱で豪快な舞踊劇
大江山の鬼神、酒呑童子(勘九郎)を退治するよう命じられた源頼光(扇雀)は、平井保昌(幸四郎)らを従え山伏姿となって酒呑童子の館へと向かう。
渡辺綱(巳之助)酒田公時(虎之介)碓井貞光(虎之介)卜部季武(染五郎)
酒呑童子が現れると、頼光たちは熊野権現から賜った神酒を勧めます。童子は心地良く呑んで踊るうちに、ついには酔い潰れてしまい…。やがて頼光たちが寝所へ押し寄せると、童子は鬼神の本性を現して…。
感想(虎ちゃんメイン)
①世話物で、泣きあり笑いありの楽しい演目。
虎ちゃんは、袈裟姿でちょっとおどけた感じ

1番の見どころは、次郎長一家のふんどし姿

肉襦袢なしの、生ふんどし

橋之助さんは、ガッシリ系。
虎ちゃん、白くて細目で綺麗なライン

脚が真っ直ぐ、白いふんどしに目が釘付け(笑)
白いオモチのようなオチリも綺麗

日本男子は、ふんどしが似合う

ラスト、花道での次郎長一家のふんどし姿は、圧巻

歌舞伎座、やりますなぁ〰。
どんどん時代に合わせて、お客さんが喜ぶものをしないと、歌舞伎界も生き残れませんから。
こういう嗜好、大変良いと思います





②最初、幕が上がると、後方に20名を超える長唄囃子連中に圧倒

華やかで、盛り上がり

昨日のスーパー歌舞伎では、カラオケなので、やっぱり私は、生の音が好き

三味線の杵屋巳太郎さんのバチ捌きと音に見惚れた

超一流は、やはり一味違う、ずっと聴いていても飽きず、ワクワク感が心地よい

調べたら、人間国宝さんでした、やっぱりね

さて、勘九郎さん、迫力ある舞踏。
児太郎さんも、しなやかで良かった

扇雀さん、声が良く響き素晴らしい

虎ちゃんも響くのは、お父様譲り

虎ちゃん、座っている時も、肘を張り、ラインが美しい

決闘シーンの雄々しさ、指先まで伸びて美し過ぎる

その他
①番頭さんとお話したら、やはり、ふんどしのお話しに(笑)
「義経千本桜」早く見たいと言うと、本人もやりたがっているとのお話し。
後方席の女性2人、若手をもっと使わないと、同じ演目ばかりだと、新鮮味がないと。
確かに。
②友人の感想
虎ちゃんの指先がピンとしてて綺麗

今日(8/6)の歌舞伎座