七月大歌舞伎
7月16日(日)
会場: 松竹座
座席: 11列中央
昼の部
①吉例寿曽我 11
幕間 30分
②京鹿子娘道成寺
幕間 20分
③沼津
あらすじ
①、吉例寿曽我(きちれいことぶきそが)
【石段での立廻りと曽我の世界を彩る役柄が集うひと幕】
鎌倉鶴ヶ岡八幡宮の石段前、工藤祐経の家臣近江小藤太(中村隼人)と八幡三郎(虎之介)が、謀反の企みが書かれた巻物を奪い合い、大立廻り。
所変わり大磯の廓近く、工藤祐経(彌十郎)達が、一巻を巡っての攻防。
曽我兄弟の仇討ちを題材に、様式美に富んだ華やかな作品。
②京鹿子娘道成寺(きょうかのこむすめどうじょうじ)
【切ない恋心を華やかに踊り分ける舞踊】
紀州の道成寺、鐘を拝みたいと白拍子の花子(菊之助)が現れる。
花子が切ない恋心を艶やかに踊り披露するうち、次第に形相が変わり…。
恋する娘をさまざまに踊り分ける、歌舞伎舞踊屈指の大曲。
③沼津(ぬまづ)
【情愛と義理の間、哀切を極める親子の物語】
東海道を旅する呉服屋十兵衛(扇雀)。
沼津のはずれ、年老いた雲助の平作(鴈治郎)に頼まれ荷物を持たす。
道を急ぐ十兵衛だが、平作の娘お米(孝太郎)にひと目惚れ、家に立ち寄る。
その夜、平作とお米の話を聞いた十兵衛は、その事実に驚き…。
時代物の名作『伊賀越道中双六』のなかでも、親子の情愛や心の機微が細やかに描かれた義太夫狂言の名作。
感想(虎ちゃんメイン)
①古典言葉で、ちょっと難しいが、格調高し

虎ちゃんが出るのは、前半10分くらい。
奴の姿なので、脚が全部出てるが、真っ直ぐで美しい

隼人さんとの決闘、10mほどの大階段。
最後のポーズは、隼人さんは上手の階段上段で、直立。
虎ちゃんは、下手、階段最下段で、右足を前に3段ほど踏み出し、左手の刀は垂直に天を突き刺すように。
そのポーズのまま、階段が上がって行き後方に階段が落ちて行く。
すると、徐々に次のセットの富士山が現れ景色の交代。
隼人さんは、上段なのですぐ消えた。
最高位置になった虎ちゃん、姿勢が微動だにせず美しい

最初は、何事が起こったのか分からなかった観客だが、拍手が徐々に凄い事に









ラスト刀の刃先が消える一瞬、ちょっと(5センチ)ほど2、3回揺れた。
こらえ切れずかな?と思ったが、あれは合図かなと今は思う。
動かす事で、観客の目線は釘付けだったから。
しかし、後方は、一体、どうなってんだ

人間技じゃないよ、なんか細工があるのか

②菊之助さん、声が魅力的

踊りも良かったが、三味線の豊澤淳一郎さんの音と間の取り方、掛け声が超好み

③鴈治郎さん、扇雀さんが、道中を会場通路に見立てて、舞台から降りた。
お客さんに話しかけて、後方まで行き最後は花道へ。
ラスト、泣かされた

その他
①番頭さんとお話したら、あの階段は細工がないらしい

体幹鍛えて、脚は以前はマッチ棒だったけど、ちょっとましになったと。
「沼津」は、以前、
平作を坂田藤十郎、十兵衛を鴈治郎、お米を扇雀。
上方の世話物で成駒屋のお家芸だった

②友人2人の感想
「沼津」が笑いあり泣きありで良かったとの事。
舞踏はちょっと長くて

若い虎ちゃんで、娘道成寺見たいね••とも(汗)
首長く、音感バツグン、舞踏めちゃ上手、私も観たい

今日の松竹座
会場内
「花盤」の惠ちゃん似、ちゃんと撮れた❤️
終演後は、はり重へ。
階段レトロ
すき焼きにした
道頓堀川沿の星乃珈琲店(前は、青山があった)
旧友と、人に言えない話がいっぱい
「生きてるのも大変」と笑い飛ばし
道頓堀川 万灯祭
外人率高し、白人多い
川沿に提灯
ドンキの観覧車
「見ての通り回ってまっせ!」の看板
川沿いには、色々な食べ物屋さん
くくるのたこ焼き、買って中で食べた
ラストは、グリコ
あれ、スパイダーマンのコスプレが橋の上