平成中村座姫路城公演
(第二部)
5月25日(木)
会場: 平成中村座(姫路城三の丸広場)
座席: 松席前方
① 棒しばり
4:00~4:40
幕間 30分
②天守物語
5:10~6:55
あらすじ
①次郎冠者(勘九郎)と太郎冠者(橋之助)は無類の酒好き。
ある日、主人の曽根松兵衛(扇雀)は外出中に酒を盗み飲まれないよう一計を案じ、二人を棒で縛る。
しかし、二人で上手く飲み干す。
②播磨国姫路にある白鷺城。
この城の天守閣の最上階は、人間たちが近づくことのない、美しい異形の者たちが暮らす別世界。
この世界の主こそ、美しく気高い富姫(七之助)。
そこへ富姫を姉と慕う亀姫が訪れ、久しぶりの再会を喜ぶ富姫は、亀姫に土産として白鷺城の城主である武田播磨守自慢の白い鷹を与える。
その夜、天守閣に播磨守に仕える姫川図書之助(虎之介)が鷹を探しに現れた。
富姫は、凛とした図書之助の応対に、命を奪うべきところを無事に帰すが、図書之助は天守を降りる途中で燈を消してしまい、火を求めて最上階へ。
図書之助に恋心を抱き始めていた富姫は、自分に会った証として、城主秘蔵の兜を渡すが、再び天守を降りた図書之助は家宝の兜を盗んだ疑いをかけられてしまう。
泉鏡花の戯曲のなかでも屈指の名作とされ、姫路城(白鷺城)の天守に隠れ住むといわれた姫の伝説を題材に、鏡花ならではの幻想的な世界を織り込んだ作品です。
美しい異形の世界の者とこの世の人間との夢幻の物語。
感想
①今日は,座布団席の前方中央で、ちょっと見にくい。
首を上げなくではならず,疲れて😴
前回より、踊りが迫力あり
②舞台四隅に、大きな柱。
前回、姫路城に行ったので,天守閣そっくりの造りにビックリ
なので、リアル感マシマシ
七之助さん、前回は、玉三郎さんが指導されたので、玉三郎さんに見えた。
しかし、今回は、妖艶でちょっとオドロオドロしさが、泉鏡花の世界観に重なる。
妖しく美しすぎる
虎ちゃんとの絡みでは、涙涙涙
ただ、近いせいで、ラブシーンで,手を重ねる時,七之助さんの手が虎ちゃんの倍ほどありそう
近いのも考えもの
姫路城をバックにダブルアンコールのお辞儀