しかし、二人で上手く飲み干す。
②播磨国姫路にある白鷺城。
この城の天守閣の最上階は、人間たちが近づくことのない、美しい異形の者たちが暮らす別世界。
この世界の主こそ、美しく気高い富姫(七之助)。
そこへ富姫を姉と慕う亀姫が訪れ、久しぶりの再会を喜ぶ富姫は、亀姫に土産として白鷺城の城主である武田播磨守自慢の白い鷹を与える。
その夜、天守閣に播磨守に仕える姫川図書之助(虎之介)が鷹を探しに現れた。
富姫は、凛とした図書之助の応対に、命を奪うべきところを無事に帰すが、図書之助は天守を降りる途中で燈を消してしまい、火を求めて最上階へ。
図書之助に恋心を抱き始めていた富姫は、自分に会った証として、城主秘蔵の兜を渡すが、再び天守を降りた図書之助は家宝の兜を盗んだ疑いをかけられてしまう。
泉鏡花の戯曲のなかでも屈指の名作とされ、姫路城(白鷺城)の天守に隠れ住むといわれた姫の伝説を題材に、鏡花ならではの幻想的な世界を織り込んだ作品です。
美しい異形の世界の者とこの世の人間との夢幻の物語。
感想
①この演目、何度か見た事があるので、ちょっと新鮮味がないかも。
中村座ならではのちょっと奇抜な演出が欲しかった。
②玉三郎さんが指導されたので、七之助さんが、玉三郎さんに見えた
妖しく美しすぎる
演奏は、シンセを使ったりと、和楽器ではない。
別世界なので、ちょっと不安感のある不協和音のような•••
最初の天守の話が小一時間。
ちょっと眠たい。
虎ちゃんが出てきて華が咲いたよう
凛々しく、声がよく通って迫力あリ
私の席は、椅子席の2列目なので、ほぼ中央。
(ちなみに、一列目には勘九郎さんの叔母様の波乃久里子さん御一行様。
とてもお綺麗で皆さん感じ良かったです)
雨の音が強くて、ちょっと声が舞台から客席に降りてない感じがしていたから。
虎ちゃんが出てきて、一気に緊迫感UP
目が見えなくなった姫と虎ちゃんのラブシーンが
切なく狂おしく涙を誘う
泉鏡花の世界観が見事
最後、後ろの幕が落ちると、姫路城見えた
舞台が、姫路城の天守へタイムワープした
幕が降りて、何度も深々とお辞儀をする虎ちゃん、大役、立派でした
周りの方々から、カッコイイと声が上がっていました🙌
姫路駅構内にも平成中村座の案内
姫路駅北口
北口から見える姫路城🏯
橋を渡り
姫路城見ながら
門をくぐると
平成中村座、姫路城バック
小屋内、花道真横の自席から
お弁当
天守閣千姫弁当 美味しかった
姫路城のライトアップ