壽 初春大歌舞伎
1月27日(月)
会場:大阪松竹座
(昼の部)
開演 11:00〜終演 3:20
観覧場所 6列9番
①九十九折 11:00 〜12:25
幕間 30分
②大津絵道成寺
12:55〜1:55
幕間 25分
③酒屋 2:20〜3:20
(夜の部)
開演 4:15~終演 8:20
観覧場所 6列10番
①義経千本桜 4:15-5:25
幕間 20分
②夕霧名残の正月 5:45-6:05
幕間 30分
③大當り伏見の富くじ 6:35-8:20
あらすじ
昼の部②
愛之助さんの五役早変わり。藤娘や、座頭等。
虎之助さんは、犬で、座頭の場面に先に登場し、一人で舞踏後、一緒に。
最後は、花道で暫し踊り、板を踏み鳴らし、華々しく退場。
感想
①犬役だし、たいした事ないので、昼の部は観覧していませんでした。
でも、千秋楽、いい席を3日前に見つけ、まあ見ておこうかなと、昼の部
もとりました。
いやあ、素晴らしかったです。
そういえば、虎之助さんの舞踏、お一人のは初めて拝見しました。
周りの、常磐津さん達と掛け合いしながら、どんどんスピードがパワー
アップ。
日本舞踊の基本に、バレエと、サーカスも同居し、ワクワクしました。
これぞ、外連味タップリの歌舞伎の醍醐味。
花道から捌ける時、しばらく花道で、踊られた時、目が合ったかも?
・・・って、犬ですが(笑)。
周りから、上手いなあと声が聞こえました。
②太鼓持ちで、座位から一気に立ち上がるのは、今回なかったです。
③小鳥太夫、ラスト、前回は、3人が花道奥から一気に駆け抜け、舞台まで。
しかし、千秋楽だからか、花道で3人の舞踏がありました。
その先頭が、虎之助さんで、後ろの壱太郎さん追いつけず。
虎之助さん、花魁姿でも、走るのが早すぎる。
その他
入り口で、中村扇雀さんの後援会の番頭さんに、ご挨拶しました。
(8日の日に名刺をいただき、番頭と、書いてありました)
今日は、昼夜観覧しますと言うと、「昼の部、出番は少ないですが、
見てやってください」と。
夜の部も、いらっしゃいましたので、犬の役が、素晴らしかったとお話
しましたら、「お伝えしておきます、喜びます」と。
そこで、疑問に思っていた事をお尋ねしました。
「バレエとかもされているのですか?バレエダンサーのように身体能力が
高いですね」と。
でも、されてませんでした。
「まだ、若いから・・・」と。
私はちょっとムキになって「そう言う問題じゃなくて、座位から直立したり
とか・・・」。
「あれ、好きなのか、良くやるんです」と。
あまり、感動していないみたいでした。
中村虎之助さん、年功序列の世界なので、まだまだ出番が少ないですが、
歌舞伎の世界を変える新時代のヒーローになる・・・そんな予感。
松竹座
中の看板
