山内惠介「惠音楽会プレミアム」
1日目
場所 新歌舞伎座
①日時 平成31年2月12日(火) 昼の部
開演 一部 2:00~2:50(幕間30分)
二部 3:20~4:30
観覧場所 2階1列、下手端
②日時 平成31年2月12日(火) 夜の部
開演 一部 6:00~6:50(幕間30分)
二部 7:20~8:30
観覧場所 1階8列、下手
惠介バンド 11名
セットリスト(新歌舞伎座の為の特別プログラムとの事で記載)
第一部
①真っ赤な太陽
②昔の名前で出ています
③夜霧よ今夜もありがとう
④王将
⑤月の法善寺横丁
⑥中の島ブルース
⑦大阪しぐれ
⑧人生いろいろ
⑨潮来笠
⑩高校三年生
⑪星のフラメンコ
⑫みだれ髪
第二部
①大利根なみだ酒
②恋の手本
③流転の波止場
④スポットライト
⑤愛が信じられないなら
⑥風連湖
⑦釧路空港
⑧ちょっとせつないな
⑨恋する街角
⑩白樺の誓い
⑪流氷鳴き
⑫さらせ冬の嵐
アンコール
唇スカーレット
(概要)
今回は、新歌舞伎座60周年の記念公演のため、新歌舞伎座特別バージョンとの事。
第一部は、惠音楽会バージョンのカバー曲のみ。
衣装も、オリジナル曲のオーダーメイドの衣装ではなく、既製服。
昼と夜の部では衣裳が変わっていました。
昼はグレーのコートに、赤ジャケやチェックスーツ。
夜は黄色(大阪なので着たかったとの事
)コートに白パンツ。
次々と一枚ずつもったいぶって脱ぐところが、おもしろ可愛かったです
。
第二部はオリジナル曲
やはり、オーダーメイドの曲なので、声がピタッとはまっている感がありました。
(感想)
「さらせ冬の嵐」の優しくアレンジされた演奏が始まり、幕が開きます。
そして、激しいドラムソロ(上手い)そのコントラストが、始まりを告げるようで、ワクワクしました
。
やがて、バンド演奏(シンセサイザー2名の方たちは初めて拝見しました。)が「真っ赤な太陽」を
奏でると、重ね着惠ちゃん、上手袖から、登場。
②では、小林旭さんの歩き真似を。
もう一人昭和の大スターという事で石原裕次郎さんの③。
演奏がちょっとジャージーな感じで、ゆったりと目を閉じると、良き昭和の香りが・・・。
大阪の曲という事で、「王将」、濃い低音の魅力で聴かせます。
⑤は大好きな曲です。台詞入りの曲は、惠ちゃん、テッパンです
。
⑥はデビューの翌年、新歌舞伎座が難波にあったころ、楽屋で聴いていたと懐かしく
話されていました。
新しく、編曲された
⑦⑧と続きます。
最初はアコースティックから始まり、徐々に盛り上がってゆきます。
特に、「人生いろいろ」は迫力がありました
。
一昨年のコンサートの中島みゆきさんの「麦の歌」のような感じで壮大な広がりでした。
惠ちゃんは、もっと前へ前へと、あくなき挑戦をされる姿が大好きです
。
御三家の歌を一度に歌いたいということで
⑨⑩⑪
「星のフラメンコ」は2回転
。
ラストは「みだれ髪」一度生で聴いて見たかった一曲で、やはり上手い、上手すぎる
。
背景の星空の瞬きが、曲のイメージをさらに切なく盛り上げます
。
10周年コンサートDVDで見た歌唱は、声も繊細で、今の様に完成はされていないかも
知れませんが、どことなく儚げで・・・そんな「みだれ髪」も聴いて見たいかも。
上手すぎるからと、文句を言ってすいません
。
根が我儘ものなので(笑)。
さて、休憩をはさんで2部
白の紋付き、江戸紫の袴で、中央せり上がりから華やかに登場
。
歌うは「大利根なみだ酒」「恋の手本」。
素敵な衣装ですが、曲内容からは、着流しでなかったのがちょっと残念。
あまりに正装過ぎて、はかなさを感じないというか・・・。
着流しからチラッと見えるおみ足が見えないという理由が大きいかも(笑)。
③④⑤と紅白曲、
北は北海道から南は九州まで沢山の方が来られていました。
台湾と言われた方がいたような・・・。
という事で、北海道の曲⑥⑦
着替え中は、⑧をバンドさんが、立ったりして楽しそうに演奏されていました。
やがて、惠ちゃん、電飾付きで登場。
そして⑨に繋がり盛り上がります
。
⑩⑪とさらに盛り上がり、⑫では物凄い量の紙吹雪が舞い綺麗でした。
雪が舞う中、幕が閉まりました。
アンコールでは黒の上下で、昼は後ろに「白ユリと唇の刺繍」
夜は後肩先に唇のみ。
中々凝っていますが、ただ、ちょっと黒は、地味な感じがしました。
歌うはもちろん「
唇スカーレット」。
歌もダンスも華やかです
。
夜の握手会、(CD2枚で、握手券と、ファイル)
素敵な笑顔の惠ちゃんでした
。
(その他)
夜の部で、真後ろの方が、惠ちゃんの出の時、けたたましい声で、耳が一瞬
キーンとなって、しばらく戻りませんでした。
その後も、叫び続けるので、その都度耳をふさいでしました。
声は、前に飛ぶので、自分で思うよりも前の人には大きな音で、それは一種の
凶器とも思えます。
気持ちはわかりますが、コンサートでは他者への配慮も必要かと思います。
2日目
①日時 平成31年2月13日(水) 昼の部
開演 一部 12:00~12:50(幕間30分)
二部 1:20~2:30
観覧場所 2階7列、中央下手端
②日時 平成31年2月13日(水) 夜の部
開演 一部 4:00~4:50(幕間30分)
二部 5:20~6:30
観覧場所 1階左列
(感想)
2日目は、ステージの緊張感が取れ、随分落ち着いた感がありました。
1日目は、サックスの方が、曲終わりに合図を時々立ってされていましたが、2日目はなし。
これからというときに終わりなんて、残念過ぎます。
昼の部は、2階の最後方なので、ゆったりと聞けました。
音は、2階中央後方が、一番良かったと思いました
。
双眼鏡で見ていると、惠ちゃんからパーカッションの方へ目が移り、そのリズム感の
よさがとっても心地よかったです
。
昨年のコンサートの時も、いいなあと思った方でした。
見ていると、色々な楽器を操作されていて、特に「釧路空港」では、ずっと一曲中、
彼女の動きに釘付けでした
。
微妙な曲の味付け、インパクトをつけるタイミングもドンピシャ、素晴らしいです
。
夜の部は、左列でしたが、良く見えました。
惠ちゃんが、千秋楽だからかちょっと、テンション高め
。
「大阪、大好き
」や、フリも大きく楽しかったです。
「さらせ冬の嵐」の歌唱前には、奥野さんのお話しをされ、こみ上げるものが(涙)
紙吹雪が劇場中に舞い、はかなくも美しいです
。
「新歌舞伎座の底力」と、惠ちゃんもお話しされていました。
紙吹雪のせいか、1年間歌われた名残惜しさからか、いままでで一番、心に響いた
ように思います。
(その他)
握手会のため、CDを二枚申込、ファイルをゲットしようと思いましたが、1日目でファイル
は売り切れ
。
ビクターさんもビックリの展開だったようですが、残念。
そのために、2枚を1枚に変える人が多数と思いますから・・・。
新曲イベントでは、抜かりなくお願いしたいです
。
握手会では、「楽しかったです。どうもありがとう。」と手短に。
惠ちゃんは「どうもありがとうございました」と笑顔
。
隣のマネージャーさんが、「お気をつけてお帰り下さい」と。
人数も多く、忙しく流される感じでしたので、その言葉にちょっとホッとしました
。
2日間、色々な方にお目にかかれて、嬉しかったです
。
また、いつも、くそ生意気なブログを読んでいただきありがとうございます
。
さて、コメント欄は、時間のある時は開けておりますが、普段は閉じておりますので
ご了承下さいませ。
くそ生意気なうえ、わがままで申し訳ありません
。








