公演名 :キエフ・バレエ「くるみ割り人形」
会場 : フェスティバルホール
日時 : 2018年12/13日(木) 午後7時開演~9時
観覧場所 1階8列14番
マリインスキーに比べて値段が半分以下なので、あまり期待していませんでした。
(会員割引で14000→13000円)
でも、まあ、フェスだし、クリスマス時期の演目「くるみ割り人形」なので、友人と。
友人、前が好きなので、オーケストラピットがあるので、実質3列目。
感想は、主役クララのアンナ・ムロムツェワが素晴らしかったです。
まだ若い方で、容姿は非の打ち所のない完璧さで、さらに類まれな美貌。
細いですが、ギスギスした筋肉質のイメージはなく、はんなり柔らかで、美人
でありながら、可愛い(ここ大事)。
さらに、技術は超一流、身体は柔らかく、ピルエット(回転)も3回転を2回転かの
ように優雅に廻るので、これ見よがしでなく、お上品。
ジャンプの美しさ、回転の正確さ、アラベスクのラインの美しさ・・・ブラボーでした。
演奏も、劇場付きの楽団でなかなか良かったですが、マリインスキーにはかないません。
そして、主役以外のコールド(群舞)のレベルが・・・。
女性、かなり全体的に太目。
一幕、雪の場面、すごくファンタスティックで美しい女性のコールド(群舞)の場面。
白いお衣裳が、もったりとして綺麗ではありませんでした。
日本人の発表会レベルと友人が厳しい批評。
また、男性は、主役の王子は良かったですが、コールドに一般のおじさんが混じって
いるとも。
私は、マリインスキーのコールドとの違いに愕然としていました。
やはり、これが格の違いというものかもしれません。
ただ、アンナ・ムロムツェワが、最高で、掃き溜めに鶴のようでした。
チラシのパネル アンナ・ムロムツェワが美しい


プログラムと配役表
プログラムの女性は、アンナ・ムロムツェワではありません。ラインの美しさが違います。