昨日(7/28)は、午前中、病院へゆき、肝臓の薬の注射をしました。
点滴でも注射でも、効果に変わりはないとの事で、注射を選択。
M先生からは週2~3回注射して、1週間後くらいに血液検査して、良ければ
終了との事。
なんだか外来は妙に、普通でした。
さて、今回の入院に関して、かなり不可解な点が多く、検証してみることに
しました。
先に、結論を書きますが、町の個人経営で入院施設を完備している病院は、
入院患者を獲得するための入院が目的ではないかという事。
ある程度、医は算術も加味しなければ、経営は成り立ちませんから・・・。
ある意味、患者側の洞察力が必要かもしれません。
以下時系列に。
①7月8日、惠ちゃんの岸和田のライブの後、惠友さんと、居酒屋さんへ。
対面で座るので、彼女はヘビースモーカーなので、時々煙でむせました。
冷えた室内で4時間以上、暴飲暴食。睡眠時間短し。
翌、9日神戸ライブ後も、居酒屋さんで対面で長時間座り、セキが出始めました。
②11日、朝、少しセキが出ていましたが、昼から声楽のレッスンへ。
セキをすると、声帯が傷むので、夕方病院へ。
M先生に抗生物質、漢方薬等を処方してもらう。
③13日(金)朝、少し身体がだるいなと思い、熱を測ると、36度8分と微熱。
早く治さなければと、病院へ。
金曜日のみ院長先生の診察があり、点滴をして欲しいと依頼する。
午後、5時半過ぎ、なんだかだるく、熱を測ると、なんと38度5分でビックリ。
病院へ行き、レントゲン、CTを撮る。
レントゲンでは何も映っていませんでしたが、CTでは肺炎の徴候の影がある
との事。
見せてもらいましたが、そうなんかな?と思いました。
点滴をお願いすると、「外来では点滴は、国の指針で、一日一回と決まっているので、
一週間ぐらい入院する?熱が下がらなければ、点滴の薬を変えないといけないし、
入院してたらすぐ対応できるから」と。
6時半までに、入院の準備が整いますか?と言われて、慌てて入院。
6人部屋に案内され、ベットヘ。
7時半くらいに、検温があり、測ると、37度1分で、なんだか拍子抜け。
夜9時過ぎから点滴が始まりました。
同時に、血液検査、痰検査。
④14日朝より、熱が平熱へ。
酸素量の検査では、毎回異常はなくOK。
⑤15日、前日、同室者がうるさいので、眠れず、一日だけ個室へ。
夜の検温で、38度1分。ストレスかも。
⑥16日(月、祝)院長先生が、入院後やっと回診、10秒ほど。
一週間後、検査してよければ、退院との事。
血液検査や、痰検査については、一切触れず。
熱は16日朝からは、退院まで平熱。
点滴が朝晩続く(13日~20日)。抗生物質は、ホスミシン。
⑦19日、院長先生が来て、20日(金)に検査との事。
⑧20日(金)朝、検査するが、CTがないので、???。
夕方、院長が来て、レントゲンでは映ってないから、明日CT撮りますとの事。
その時、肝臓の数値高いねと言われた。
薬のせいかもしれないから、点滴一回にしますとの事。
でも、夜の点滴ありました???。
⑨21日、朝CT。
点滴の抗生物質は、ロセフィンに変更になってました。
ロセフィンは、21日から23日まで朝、一回のみ。
夕方、院長先生に、CT画像見て、肺の影はもう大丈夫との事。
肝臓の値が139と高いので、来週の月曜日もう一度血液検査して、判断。
⑩22日(日)
夕方、看護師さんに、23日(月)の血液検査の話をすると、オーダーが入って
ないとの事。
院長先生に確認するよう強く、要請するが、今日は来るかどうかわからないとの話。
他の先生でいいからと、強く食い下がる。
夜、10時すぎ、明日、朝、血液検査しますと、看護師さん。
⑪23日朝、血液検査をし、夕刻、院長が、まだ110なので、もう数日入院の話。
不信感が出ていた私は、今日退院すると答えましたが、妹から、肝臓は怖いので、
数日ならもう少し、入院した方がいいと。
なので、撤回し、もう少し入院することにしました。
看護師さん、院長にすぐ連絡し、OKの返事。
こんな時は、すぐ連絡できるようです。
⑫24日から、また点滴が変わっていました。
肝臓の薬との事。(退院時にもらった診療明細書から、ネオファーゲンと判明)
⑬25日、朝の点滴の時、看護師さんが、いつまで入院?と聞かれ、肝臓が悪いので
もう少しと答えました。
すると、入院するほどの、数値じゃないけど・・・・と。
お昼過ぎ、別の看護師さんが、明日から院長先生が一週間いないけど、〇○さんは
いつ退院したいのですか?と。
先生がいないと、退院の許可がでないらしい。
数日と言われていたので、もう退院したいですと、答えました。
夕方、看護師さんが、院長先生に聞いてもらって、しばらく通院できるようなら、退院OK
との事。
院長先生がいない間、M先生に引き継いでおくからと言われました。
そして、退院は明日26日(木)点滴してからという事に。
その日、院長の回診はありませんでした。
⑭退院日の26日、点滴後、次、通院はどうしたらいいかの指示もないので、M先生に聞く。
院長から指示されてないようで、とりあえず、土曜日に来て下さいとの事。
(この先、ブログ最初の行に続く)不信点
①13日の血液検査、痰検査の内容の説明が全くない。
画像と、検査等で最終判断されるべきものであるから。
②熱がすぐ下がり、酸素量の検査も問題ないのに、8日間、朝晩、ホスミシン投与。
この抗生物質は、副作用として肝機能障害となってました。
③20日の検査では、CTの検査がありませんでした。
入院時の時でも、レントゲンでも映らないのに、わざと1日遅らせているようにも。
この辺りから、退院できるのか、囚われの身のように感じはじめ、恐ろしくなりました。
④20日の血液検査で、肝臓の数値が高いのに、肺炎の抗生物質を変更し、21日から
23日まで投与。21日には、肺炎は治っているとの話のはずが、何故か?
肺炎の治療で入院なので、肺炎の薬を投与し続ける必要があったと推察される。
同室者の状況等
1名は6月末自転車の転倒で、警察病院に運ばれた、フィリピン人。
病名は、足の小指中足骨と、踵の骨折。および、足の甲の裂傷。
裂傷の縫合の後、ベットがないので、当病院へ転医。
私より一週間前に入院し、一週間同室者はなく、一人。
私の入院直後には、骨折は大丈夫なので、院長より歩行の指示あり。
しかしながら、松葉杖の提供のみで、指導は一切なし。
ここの医師は2名で、どちらも内科医ですから。
もう1名は80代の婦人で、病名は高血圧と下痢?との事でした。
私と同じ13日に入院し、一週間後の20日に退院。
しかし、22日(日)、フラフラするとかで、再入院。
娘夫婦が病院前の妹と同じマンションに住んでいるので便利なようです。
ずっと病院に入院していたいようです。
この病院は、5階建てで、入院患者は、フルで30~40名。
入院スタッフも30~40名ほど。食事はここで作られています。
5階は個室5室、6人部屋1室。
3、4階は、おむつの必要な重症者か高齢者の方々との話。
今回の私の入院費は12万ほどなので、おおざっぱに、医療費としては約40万。
月換算、および入院患者35名とすると、ひと月約3000万円。
人件費6割として1800万円を35人のスタッフで割れば、一人約50万。
病室の稼働率が半分で25万となり、なかなか経営は厳しい。
結論
病名を肺炎とし、入院させることが目的。
しかしながら、入院してしまうと、管に繋がれ、患者は抵抗できない。
もし、機嫌を損ねて、悪意のある治療をされる恐れもあり、問いただせない。
入院は、必ず、総合病院ですること、肝に銘じました。
思い起こせば、8年ほど前、ジムのバレエで、右足小指の中足骨を骨折、土曜日の
午後9時すぎなので、緊急に開いている病院をジムのスタッフが探し、車で40分くらいの病院へ。
脳神経外科で有名で、系列の病院も全国ににたくさんありました。
整形外科もあり、土曜日は当直の先生のみで、添え木をしてもらい、再度、月曜日に
部長さんに診てもらいました。
中足骨の骨折よりも、衝撃でくるぶしの骨についている腱が、くるぶしの骨からはがれ
かかっており、腱が切れてしまう恐れがあるとの事。
レントゲンでも、骨が剥離しそうな様子がよくわかりました。
処置として、手術し、ボルトで固定しなければいけないと、入院期間は1か月。
看護師長さんから、今からベット確保しますが、翌日の夜までに連絡ないとキャンセルになり
ベットノ確保はできませんとの事。
私は、車で1時間かかるので、家族と相談しますと、即答はさけました。
なんとなく、急がされているような気もしました。
よって、手術対応なので、ギブスはしませんでした。
翌日、警察病院で事情を話し、診てもらいました。
手術し、入院するなら近い距離なので。
若い研修医のような先生でしたが、話の内容はさすがでした。
綺麗に骨折しているので、ギブスで3週間との事。
剥離している骨の話がないので、聞くと、「ギブスするし、ほっといたら元の位置に戻る。」
との事。
もし、あのまま手術していたらと思うと、ゾッとします。
手術すると、周辺の筋肉が損傷し、場合によっては障害も残りますから。
また、そのボルトを抜くための手術も再度しなくてはなりません。
また、3年ほど前、ジムのバレエの友人が、階段で転倒し、鎖骨を骨折し手術。
手術後に連絡をもらいましたが、単純骨折なのに、手術は???でした。
ホッチキスで止めたような手術のようでしたが・・・。
数か月して、症状が重くなり、手が上がらなくなりました。
その病院で、リハビリをしても無駄のようで、違和感がずっと残っていると。
警察病院でのセカンドオピニオンを提案し、診察を受けました。
最初、他の病院で手術しているので、診察は断られたようですが、なんとか診察
できました。
しばらくして、抜釘の手術を警察病院で受けました。
担当医は、抜釘手術が必要な手術はしないとの事。
よって、彼女の手術は必要なかったという事になります。
そして、ボルトの上に筋肉をかぶせて縫合するのに、ボルトがむき出しだったと。
それは、痛かったねと、いわれたようです。
そして、手術後、痛みや不快感は完全に治り、手も上がるようになりました。
その他
でも、悪いことばかりではありませんでした。
食事の献立を見ながら、自分に足りないものが発見できました。
早寝早起き、これも夜更かしの私には、肝に銘じました。
そして、世の中にはいろいろな人の人生があるのだなあと。
大部屋で、三人が妙なコミュニティーのようになってゆくのも興味深かったです。
そして、無意味な入院は、人間の尊厳を奪い、思考を低下させると思い知りました。
足腰が弱るのはもちろん、頭も弱りますから・・・。
左からホスミシン→ロセフィン→ネオファーゲン
右端、左手首より、10cm上に点滴用注射針。点滴で一回ずつ抜くことなく固定されている。
*ホスミシンの副作用は、肝機能障害。
ロセフィンは、劇症肝炎、肝機能障害となっていたので、ロセフィンの方が強いのかも。