東京国際フォーラムのコンサートでのよもやま話。
10月6日(金)東京到着。
中国人の友人と会い、午後1時頃日比谷まで少し歩き、松本楼へ。
松本楼か、パレスホテルのフレンチかを聞かれて、松本楼がいいと答えました。
彼女は、松本楼へ車で犬を連れて何度かきたことがあるようでした。
1階はオープンテラスになっていて、犬もOKだそうです。
私は、松本楼がいいと思ったのは、中国の胡錦濤(コキントウ)前国家主席が
ここに来られたことがあるからです。
実は私、胡錦濤前国家主席のファンなんです。(ちょっと、不謹慎かも)
それを彼女に言うと、主席の就任の時、彼女もファンになったとかでビックリしました
。
そして、当時、ほとんどの女性がファンになっていたようです。
また、主席就任はごぼう抜きで、大抜擢。
男女を問わず、そばに行った人は、全員ファンになるようです(惠ちゃんか
)
大学時代は理工系の大学で、政治家ではなくエンジニアを目指していたとの事。
歌とダンスが得意で、ダンスに秀でていたので常にパーティーの主役であり、女子学生
たちからは王子様のように見られていた。(やっぱり、惠ちゃんか
)
同級生の奥さんと結婚するが、恐妻家で、主席になってからもお小遣い制だったそうです(笑)。
外交的にも胡錦濤氏自身の対日姿勢は、前総書記の江沢民氏ほど反日的ではなく、盟友で
親日派だった胡耀邦氏に類似しており、対中慎重派とされる安倍首相とも8年ぶりとなる共同文書
「日中共同プレス発表」で戦略的互恵関係を打ち出して1980年代以降必ず全ての共同文書
に記載されていた歴史問題への言及を除外し、逆に文書の形で初めて戦後60年の平和
国家としての日本の歴史を評価しました。
2008年5月に来日した際には、個人的にも信頼関係にあった当時の福田康夫首相と「戦略
的互恵関係の包括的推進に関する日中共同声明」を発表し、日本が戦後60年間世界の
平和と安定に貢献していることを積極的に評価して日本と中国は互いにパートナーで
あって脅威ではないとする文言を記載。
来日時には早稲田大学で講演を行い、ODAなどによる日本からの支援が中国の経済成長
に貢献していることに感謝の意を示しています。
早稲田大学では福原愛ちゃんと卓球で勝負し、その模様はテレビのニュースでも報道されました。
胡錦濤氏は愛ちゃんに「あなたは私のことを知らないかもしれませんが私はあなたのことを知っています」と。
私は、それまで、胡錦濤氏は、人民会議でも、表情のない厳しい表情で、やっぱり中国
怖いわと思っていました。
しかし、愛ちゃんと卓球するとき、ワイシャツを腕まくりし、必死になって汗をかいて、終ってからの
笑顔がとっても、可愛くてチャーミングだなと思いました
。
そして、その時、松本楼に福田総理と行かれました。
中国の孫文氏が、日本に亡命し、松本楼の梅屋庄吉氏の支援を受けていたからです。
中国人は、恩義に関しては、今の日本人以上に本当に律儀です。(私の中国の友人も)
甘粛省建設委員会時代の胡錦濤の同僚たちは、彼の人柄について、(ウキイペディアより)、
1、礼儀正しく、先輩の意見を尊重する。
2、記憶力抜群で、言うことは論理的で説得力がある。
3、頭も切れるし、腕も立つ。しかも決断力がある。
4、同僚に対していつも謙虚にふるまう。
また、各部署との連絡を密にして、ものごとがスムーズに行われるようにする。
また、反日運動があった2012年9月は、10月の党大会で党幹部が選抜される前で、
胡錦濤氏と次期習近平氏の交代があり、その前に党幹部の人選で激しい権力闘争があった
といわれています。
反日運動を先導していたのは、習派で、騒動がピタッと収まったのは、胡錦濤氏が、譲歩
したからとも言われています。
その代わり、次世代の布石を打ったと。
そして、今月は10月18日から始まる党大会では、胡錦濤氏の子飼いの胡春華氏が
常務委員に入ると言われており、次期主席候補です。
中国では、今まで、前主席が次の次の主席を決めているので、交互に政権を取ることに
なっています。
また、院政のようなものがあり、前主席の承認がないと、前へ進めてませんでした。
胡錦濤氏の時も、江沢民氏の執務室がデンと後ろにあってお伺いを立てていたようです。
それを、胡錦濤氏は主席交代時、排除し、自らも軍部の最高指導者(主席交代後数年できる)
の立場を放棄し、習近平氏に全権を譲ることで、院政を断ち切りました。
でも、党大会等でも歴代主席は出席し、やはり権力はあるようで、今年に入り、習近平氏
の南シナ海での行動を注意したようで、少し大人しくなりました。
こういう、長老がいるという事は、お目付け役でもあるので、なかなかいいシステムかな
とも思います。
なので、一党単独の独裁政権のようですが、意外とバランスがとれています。
国にとって、国を亡ぼすような人は上にはゆけませんから。
民主主義は錦の御旗のようにいわれていますが、国際情勢を知らされず、雰囲気で選挙
する国民にゆだねるのもどうかなと、今日から選挙戦に入りますが、日本の政局を見て思います。
日比谷公園から、松本楼がみえます
テラスが見えます
中に入ると、胡錦濤国家主席と福田首相の写真。
3階にあるレストラン、ちょっとレトロで好みです
。
昼間から、コース料理で、白ワインも頂きました
。
友人が全額払いました。払おうとしたら怒ります。招待するという感覚のようです。
ふと、気づくと3時過ぎ、東京国際フォーラムに着いたら3時半でした。
トイレに行きたいというので、並んでいると、別のところを見に行くと言って、少し離れた所へ。
そして、私をそこへ連れて行き、取っておいた場所へ前に割り込ませようとするのです。
私は、ダメダメ~というのですが、小首をかしげていますが強く×。
私は、ふと、尖閣諸島を、思い出しました。
油断も隙もありません、国が違えば、考えが違います。断固拒否の態度が正解
。
なので、離れ離れになり、席に着くと、いません。
4時2分前に、やっと友人が来ました。
公演中はペンラ振って楽しそうでした。
歌うまいね、清潔な感じと好評でした
。
1部より、オリジナル曲の2部がよかったとも。
初めての時は、「トークがよかった」でしたから、進歩しました。
でも、アンコールの時、出ようというのですが(お腹減ったみたい)、強く拒絶し(笑)、
最後まで見ました。
終了後、トイレは列が凄かったですが、握手会の列はそれほど混んでいませんでした。
私は、行きたい気持ちで一杯でしたが、友人に説明したり、相談するのも困難だと思い
諦めました
。
その後、東京駅で小一時間ほど食事をしました。
もちろん、彼女が全額出しました。
やはり、出そうとしたら怒ります(笑)。
惠友さんや、お席をお聞きしていた方もありましたが、このような顛末でしたので、
ご了承下さい。
またの機会にお会いしましょうね
。

