新歌舞伎座初座長「山内惠介特別公演」
場所 新歌舞伎座
日時 平成29年2月15日(水)
昼の部 開演11時30分~終演15時(休憩35分)
中日以降約15分ほど終演時間が伸びていましたが今日は30分伸び
15時30分終演でした。
観覧場所 2階前方中央上手より
第一部 「泥棒と若殿」
出から、声に張りがあり、若殿の風格、落ち着きが感じられました。
しかし、明るい場面では、見違えるような生気のある可愛さも垣間見られました。
今日も、演者さんのアドリブ炸裂、そして惠ちゃんも少し台詞で遊ばれてました。
伝九郎とのハグは昨日よりも長く感じました。
そして、それが別れの序曲のようで・・・。
花道で、立ち回りのキメポーズ、昨日、昼見た花道左横のリアルさ。
そして、今日は、右上から見たポーズが重なり、自分の頭の中で立体的に合成
されたのは、不思議な体験でした。
今日は、立ち回りが特に、かっこいいなあと思いました。
メリハリが効いてきたという感じです
日一日と、拍手が増えています。
殺陣も、刀さばきも板につかれてきたように思います。
いちシーンいちシーン、本当にポーズが美しいです。
今日は、特に感じたのは、チームワークです。
惠ちゃんが、草履を脱ぐとき、上手く脱げず、位置が乱れました。
暗転がなく、またその草履をはくのですが、その時、綺麗にそろってました。
その前の数人の立ち回りの時、演者さんが直されたようです。
草履をはくのは、重要なシーン前なので、ほっとしました。
今日は、最初から、ちょっと切ないシーンでは、何だか、うっすらと涙が浮かびました。
惠ちゃんの、言葉の語尾が切ないのです。
最後は、惠ちゃんの頬には涙がありましたが、泣きすぎることなく、若殿の風格でした。
花道では、最初の一、二歩ゆっくりと歩かれてました。
それが、悲しみをこらえているかのようで、ぐっときました。
3列で見られていた惠友さんが、惠ちゃんのアゴが、悲しみを堪えガクガクしていて、
その表現に、驚き感動したと言われていました。
もう、すっかり若殿になられていたようです。
舞台の神様は、舞い降り喝采を送られていると確信した瞬間でした。
第二部「山内惠介オンステージ」
お芝居でも感じましたが、昨日の2公演後というのに、素晴らしい歌声でした。
今日は特に、声がよく伸びていたと思いました。
トークで惠ちゃん、お芝居は一番の出来と言われてました。・・・その通り。
今日も、北海道から沢山のファンの方が来られていて、惠ちゃん「北海道のどこ?」
とか聞かれていました。
昨日の読売ファミリーさんの貸切では、ノリノリでお尻フリフリがありました。
そして、今日は昨日よりもフリフリが沢山ありました。
惠ちゃんも楽しそうでした。
三階席まで、ペンライト振って頂いているので嬉しいとも。
梅ちゃんの出のところで、一緒にシャンソン、ハモられていましたが今日は長かったです。
トークでは、梅ちゃんが、「もう一週間やりたい」といわれると、惠ちゃん「そしたら、一か月
公演ですよ」と言われたので、来年は一か月公演なのではないかと思いました。
今日は、全曲、最高。
新曲、今の惠ちゃんにピッタリで最高。
握手会では、惠ちゃんが先に「ありがとうございました」
なので、つられてオウム返しの私「ありがとうございました」
本当は「最高でした」というつもりでした。・・・・残念
。
今日も惠友さん達にお会いできました。
そして、一週間ぶりに、見られた方は、驚かれてました。
惠ちゃん、すごく進化しておられたと・・・。
千秋楽、私は一階前列上手側で観覧します。
どんな舞台を見せてくださるのか、大変期待しています。