新歌舞伎座初座長「山内惠介特別公演」
場所 新歌舞伎座
日時 平成29年2月11日(土)
昼の部 開演11時~終演14時30分(休憩35分)
観覧場所 2階前方中央あたり
第一部 「泥棒と若殿」
舞台の神様が舞い降りました。
惠ちゃん、出だしは,今までは,3日何も食べていない設定なので、弱弱しい声でした。
でも、今日の出だし、張りのある声で、あれっ?て思いました。
そして、いままでと雰囲気が違っていました。
まさに、武士としての、りりしい若殿でした。
「武士は食わねど・・・」の雰囲気です。
でも、言葉の端々に、弱弱しさも垣間見られました。
それだけで、見ていて切なくなりました。
今日は、どんなラストとなるのか、胸が高鳴りました。
そして、歩き方も、どっしりと腰が据わってきました。
梅ちゃんとのシーンは、毎回アドリブだらけのようです。
今回二人が、寒空でお互いの足先を温め合うシーンが、いつもより長く、そのじゃれあう
姿が微笑ましながら、ラストへの序曲となる予感に、不安感が煽られました。
そして、最後の食事の場面では、明るく物語は進行するものの、信さんの言葉の端々に
別れの予感が漂い、胸が締め付けられ、もうそのころから、涙が溢れてきました。
私より先に、隣のちょっと強面の男性、泣きすぎです!。
そして、ラスト、信さんの辛さ、でも領主としての定めを受け止め、伝九郎を優しく諭す場面
で、号泣してしまいました。
惠ちゃんは、言葉の、てにをは、で感情を巧みに表現されていたような・・・。
惠ちゃんに舞台の神様が舞い降りたと感じた瞬間でした
第二部「山内惠介オンステージ」
大好きな2曲を聴くだけで、今回の公演は充分でしたが、公演回数が減っていくと、淋しく
なってきました。
もう、今度聴く機会はしばらくないかもしれないと思うと・・・。
なので、14日の昼の部を観覧後、購入しました。
今回、中央か、上手が多く、下手は一回もありませんでした。
なので、花道下手側ブロックの中央列あたりを選びました。
この花道では立ち回りもあるので、近くで見てみたいとも思いました。
着物は、初日のものに戻ってました。
よく見ると、グレー地に立中央に黒ではなく、中央濃いグレーでその横が白、そしてグレー
と大きな縦じまのようでした。
惠ちゃんによく似あって、本当に粋です。
新曲、お隣の女性の方、ワンコーラスで、素敵ですねと興奮されてました
。
明日の夜から、6公演連続参加となります。
私も、気合を入れて観覧させていただきます。
なので、申し訳ありませんが、しばらくコメント難しいと思いますので、コメント欄は閉じさせて
いただきますので、ご了承下さいませ。