プラハ国立歌劇場、オペラ「魔笛」上演(二幕)
10月29日 午後3時~6時10分
びわ湖ホールにて
作曲者:ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト
初演:1791年 9月30日
言語:ドイツ語
JR大津駅から、徒歩約20分を散策がてら街歩き。
劇場につき、本日のキャスト欄に、エカテリーナ・レキーナ急病でキャスト変更。
この方が、このオペラの一番有名なアリアを歌うのです、(夜の女王役)
見た途端、ガッカリ、若手で有望なレキーナを見に来たのに~。
まあいいわ、”テノール素敵かもしれないし”と思いなおしました。
あらすじ
オペラの演目の中でも非常に人気のある作品です。
素晴らしい音楽で彩られているのはもちろん、オペラらしからぬ、冒険物語に、コメディー
の要素や演劇もあります。
なぜこの作品がそのように作られたかというと、庶民の楽しみのために、作られた作品
だからです。
簡単な話の流れとしては
異国の王子が悪の神官に捕まった娘(夜の女王の娘)を助けにいくが、実はその神官
こそが善なる人物で、王子と娘は、試練を乗り越え、太陽の神殿に迎え入れられる。
夜の女王は悪なる人物。
第一幕
王子が夜の女王の侍女たちに、さらわれた娘の救出を依頼される。
危険から身を守ると言われる「魔法の笛」と「銀の鈴」を授けられる。
第二幕
夜の女王が娘に、神官を殺すように命ずるときに歌われるのが、
夜の女王のアリア「地獄の復習に胸が燃え」
王子と娘は様々な困難を乗り越え、僧侶たちは、試練の成就を祝い、神を讃えて歌う。
感想
一幕途中で、モーツァルトの曲に酔ってしまったのか、30分程たつと、コックリさん。
イタリア語は聞きなれていますが、ドイツ語は全く解らないせいかもしれません。
気が付くと、一幕終了!
王子(テノール)声はいいのですが、輝くようなテノールではなく、少し軽めな感じで、私の
好みではないです。
娘(ソプラノ)高音が少しかれているようで、娘の感じがしなかったです。
休憩20分、眠気覚ましに、コーヒーを飲む。
2幕最初の、夜の女王のアリア、悪くはないですが、震えるような感動はありませんでした。
超絶技法のアリアで、見どころです。
(夜の女王の初演は、モーツァルトの義姉)
レキーナだったらなあ~。
演技力や美しさも重要な要素です。
でも、2幕は、最後まで、見ました。それなりに、良かったです。
舞台装置、衣裳等は、豪華で、素晴らしかったです。
オーケストラの演奏も気持ちよかったです。
夜の女王のアリア
エカテリーナ・レキーナ/ 若手有望のロシア人
アイスショーの画像しかありませんでした。
https://www.youtube.com/watch?v=tu3nOuwnHKM
こちらは、ディアナ・ダムラウ /ドイツの歌姫
https://www.youtube.com/watch?v=dpVV9jShEzU 、
見終わって・・・たった一人で私を魅了する惠ちゃんは、一体何者なんですか?
その声、リズム感、表現力、感受性・・・よくわからない、それが答えなのかもしれません。
私にとって、最高の唯一無二の、魂の表現者であることは間違いないようです。
びわ湖ホール
ホールの中からびわ湖が見えます。(椅子が劇場内、その少し先が前面ガラス)
パンフレット表紙
以下、中身