アルバムの素敵な惠介さんに、鱗文エナメル脚の氷コップをチョイスしました。

似合ってますか?(エナメル脚君の独り言:足の長さ負けました)


さて、アルバムの初見の感想は、やはりシングルになる曲とはレベルが違うのかなと思いました。

しかし、聴くうちに、ハマルハマル。全曲素敵に変わりました。

山内惠介さんの場合、まず声ありきなんですよね。

聴くほどに心地よく、歌詞や曲が、後からついてくるというか・・・。

一番のお気に入りは、「好きで好きでたまらない」で、2回目で泣かされました。

CDだけで泣かされたのは、生まれて初めてです。

これは、女歌で、歌詞が淡々と情景から入り、「遠くで愛して生きると決めても、好きで好きでたまらない」と歌詞が続くのですが、生きると決めてもの「も」に女心の揺れが凝縮されてあきらめきれない切なさが表現され、その後のサビ部分で思わず涙しました。(結構、号泣かも)

最後、「好きでたまらない」と歌い上げるので、最初???と思いました。元気すぎるので。

でも、最後歌い上げることで、ちょっと未来志向な感じがし、ここは、惠介さんがガンバレと言っているような気がしました。

私は、泣かせる重たい歌詞よりも、琴線に触れるか触れないかのような歌詞が気になります。

その他の曲もすこし感想を

「惠介のええじゃないか」「夢路」「思い出の彼方に」「流転の波止場」は等身大の惠介さん」でしょうか。

「宗谷本線」王道演歌ですね。 「意気地のなさと甲斐性のなさが僕をとがめる責め立てる」声がせつないです。

「白河の関」「こころ雪化粧」女歌は、やはり絶品。女歌の場合、女性の気持ちで歌うのではなく(それは気持ち悪い)情景を丁寧に表現することで、女性が歌うよりその声質で、泣かせるのですよね。

「片恋流れ星」リズムもあり、心地良い声です。

「エマ」シャンソン風。サビと間奏が素敵ですが、ちょっと歌詞の情景が日本ではないような・・・。(大阪にお洒落な絵描きがいないせいか?)

好きな曲なので、もう少し情景が共感できればなと思いました。

そして、惠介さんには、いつかご自分の作った曲を聞かせて欲しいなと思いました。

役者になれ、曲作れとファンはあつかましいものですね。スミマセン。