【しもやけと「ゆらぎ」— 冬の血流ケアにできること】



寒さが厳しくなると、手足の指先が赤く腫れたり、かゆくなったりする「しもやけ(凍瘡)」が増えてきます。


原因は、寒冷によって血管が強く収縮し、血流が滞ることで酸素や栄養が行き渡らなくなるためです。特に、末梢の血流が弱い方や、筋肉が硬くなりやすい方、冷えやすい体質の方に多く見られます。

当院で行っている**動体波動還流法「ゆらぎ」**は、この「血のめぐり」に対して非常に穏やかで効果的な方法です。


ゆらぎは、筋肉や関節を無理に動かさず、全身を小さくゆらすことで、筋ポンプとリンパ還流を自然に促します。


これにより末梢血管への流れが改善し、体の内側から温まるような感覚が得られます。


しもやけに限らず、冷え症、むくみ、肩こりなどにも共通して“血流の滞り”が背景にあるため、冬季のケアとして非常におすすめです。

漢方の視点から

漢方では、しもやけは「血行不良(瘀血)」や「陽気の不足」によるものと考えられます。


体を内から温め、血のめぐりを助ける処方としては、以下のような漢方薬が代表的です。

当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)
 手足の冷えが強く、しもやけを繰り返す方に。冷えと痛みに有効です。

桂枝加苓朮附湯(けいしかりょうじゅつぶとう)
 関節の冷え、むくみを伴うタイプに。代謝を高め、体を芯から温めます。

温経湯(うんけいとう)
 血行不良とホルモンバランスの乱れを整え、冷えを根本から改善します。

これらの処方は「体質」に合わせることが大切です。


強い冷えやしもやけを繰り返す方は、登録販売者や漢方相談ができる施術院などで、体質や生活習慣を含めて一度ご相談されるとよいでしょう。