今日もその人の隣を歩く。

しかし、残念。
今日で区切りなのだ。

暫し、貴方の温度は離れる。
暫し、貴方の呼吸は離れる。
暫し、貴方の匂いは離れる。

今日という、この瞬間を境にして。

神様は時間を止めてくださらない。
ワタクシは時間を止められない。
なんと歯痒いことだろうか。
幸せがこんなに、あの時間にはあるのに。
遠い。
とても遠い。
それはそれは、届かないほどに。辿り着けないほどに。

なんて、寂しさに囚われながら。
そっと目を閉じる。

大丈夫。
すぐ来る。

寂しさと仲良く手を繋ぎながら。
私は次の幸せが後ろから歩いてくるのを、その足音をゆっくりと聞いた。