いつも、家にいる時、正午に放送される「徹子の部屋」という番組を見ています。
昨日は出かけていた為、録画にしました。
出かける時は普通は見ないのですが、出演者に興味があったので。
昨日は、イラストレーターの田村セツコさんが出ていました。
名前は知っていましたが、ご本人のことは何も知りませんでした。
夜、録画したものを見ると、出てきた一瞬から虜になるほどキュートな方でした。
御年80歳ですって、それを聞いてびっくりです。
なるほど、そう言われてみると、頬の弛みとか首や手のしわとかは、年齢を感じさせます。
が、すらっとした体型、創意工夫に満ち満ちているその格好に、目が釘付けでした。
私もそうしたいと思うアイディアが満載で、しっかりチェックしました。
例えば、左右の腕には色違いのタイツを切ったものを、肘までの長い手袋にして、つけていました。
スカートの上に巻きスカート風に着ているのは、元は傘だそうです。
黒に白い刺繍風の模様がある傘の骨をとって、布の部分に紐をつけてスカートの上に巻いているのです。
それから、黒い靴にアクリル絵の具の黄色で猫の目を書いています。
お~、この黒い靴、私のもっている安物だけど履きやすい靴にそっくりです。
このアイディア是非頂きたいです
この3点は、すぐにでも真似してみたいと思いました。
私も体型がやや普通ではないので、買ったスカートなどは殆ど自分で直します。
直せるものを買うといった方が正しいかしら。
先日、タンスの中を整理していて、もう着ないと思われる夏用の服を籠に入れました。
それをテレビの横に置いています。
これは、テレビを見ながら手作業する為で、雑巾に出来るものは、15センチ四方に切ります。
その辺の掃除にこれを使うと、とても便利です。
昨日は、そのテレビを見て刺激を受けたので、早速そのもう着ない物の中から、部分的に使えそうなレースの所や、裾のおしゃれなちりめん風の部分を切ったりしました。
頭の中であれこれと考えるのが、とても楽しいのです。
昔はおしゃれだったなあと、しみじみ思いました。
ウエストも細かったし、似合うものも多かったので、子育てしている頃は、同時に私もせっせとおしゃれもしていました。
高いものを買うのではなく、私しか着ていないものを着たかったのです。
個性的であることが好きなので、人と被るのが嫌いです。
例え同じバッグであったとしても、そこに何かをプラスして、あら素敵ねと言われるものにしたいと思っています。
リサイクルで買った安い着物や帯なども、何か工夫して使えないだろうかと考え中です。
絹は洗えないので、そこが問題ですが。
そんな事をするのにちょうどいい、秋の夜長の季節です。
暑くも寒くもない夜、テレビを見ながらの手作業は楽しいです。
あ、でも字幕の洋物は駄目だなと、昨夜録画したオリエント急行殺人事件を見ながら思いました
縫い物をしながら字幕をしっかり見られませんものね
それにしても、田村セツコさん、素敵です。
いくつになってもかわいいです。
かわいいとは、いくつになっても可愛い服を着ることや、かわいい仕草をすることではなく、日常のちょっとしたことにヴィヴィットな感性で反応し、感動し、そして楽しむこと。
とドナタかが書いていました。
田村さんは、まさにその素晴らしい感性で、日々を楽しんでらっしゃるご様子でした。
見習いたいです