人前での演奏が終わりました。
今回は、直前まで迷いに迷った本番でした。

決めていた曲が、うまく吹けなくなり、これまた決定したオカリナが急に掠れるようになったり。

一応オカリナだけは、カーリーで行く事に決定したものの、曲をぎりぎりまで決められませんでした。

そうやって決めた曲、ピアノと合わせてみたらボロボロではありませんか。

勿論、ピアノに何の問題もありません。
それではと、他の曲を合わせて見ましたが、間違えます。

どうしちゃったんだろうと言うくらい、リハーサルはガタガタでした。

その中で、これがいいのではと、ピアノの方から言われた曲をする事にしました。

でも、リハーサルで出来なかったものが、本番に出来るわけがありません。

今回は、演奏者も多かったので、私はやめておこうと思い、そう伝えました。

すると、ギターの方から、せっかく来たのだから、一曲でも演奏したらと言われました。

最終的にCDを使わず、ピアノとギターに1曲づつ伴奏して頂こうと思っていたのです。

ギターと軽く合わせて、結局ギターの伴奏で1曲する事にしました。

本番直前にベタベタする手を洗ったのに、また緊張でべたつきます。
はぁ~と、出るはため息ばかり。

前の演奏が終わりました。
ここは覚悟を決めて、お客様の前に立ち、レコーダーの録音ボタンを押しました。

ギターとサックスで前奏を弾いてくれました。
今だ、と吹き始めました。

吹き始めると意外にも、あれほど落ち着かなかった心が落ち着いて来ました。

ギターの伴奏に集中して、大過なく終わりました。
細かい事を言えば問題は山積みかもしれません。

でも、指の間違いもなく、聞くに耐えない程のピッチの乱れもなく、まあまあの出来だったのではないかと思います。

帰ってから、録音したものを聞きました、3回も。
二度目なんだから、こんなものだろうと思います。

それにしても、お客様が目の前にいる本番は、覚悟が決まるとでも言うのでしょうか...

私を見て、という気持ちになります。
これまでの人前に立つという経験が、役に立ってるなぁと思います。

他の楽器を演奏した方も、わかるほどのミスをしていました。
今日の所は、ミスなく落ち着いて演奏出来た自分を、誉めてあげようと思いました。

さあて、また3回目を目指して頑張りましょう♪