半年ほど前に、ある発表会を見に行きました。
知りあいの方が出ると言うので行ったのです。

けれど、その方はお上手な方なので、出番がプログラムの最後の方で、結局聞けませんでした。

が、プログラムに知っている名前を見つけました。
その方が、その楽器をしているなんて知りませんでした。

どんな演奏をするのか楽しみでした。
伴奏が流れ演奏が始まりました。

う~ん、失礼ながらあまりお上手ではないようでした。

初心者は、初々しくて応援したくなります。
でも、その方はもうかなり長くやっているようです。

聞いていると、途中速くなりました。
間違えたのかしらと思いました。

でも、そうではなく、意図的に速めて表情をつけようとしていたのです。

お上手な方が、色んなテクニックを使って演奏してらっしゃるのは、素敵で惚れ惚れします。

なのに、その方の演奏に何故惚れ惚れしなかったのでしょう。

そうか、音符の長さを保っていなかったり、音に安定性がなかったり、基本的な事が出来ていないからだと思いました。

色んなテクニックを使うのは、まず基本が出来てこそだなと、自分の演奏を振り返り、ドキッとする思いでした。

人のふり見てなんとやらだわ(^△^)
神様は、その方を通して私にそう伝えたかったのかも知れません。

当時は、まだオカリナは始めていませんでしたが、常に何かの楽器をしていましたので。

格好よく見えるように吹きたいと、気持ちは焦りますが、先ずは楽譜通りに吹けるようになる事が、今の私には必要です。

楽譜に忠実に吹けるようになれば、自分の思うように吹けるようになるのも近いのかなと思います。

それが、なかなか難しいのですが、日々努力するのみです(*^-^*)