昨日はニックネームをミスった事で三度もブログを更新した為、400近いアクセス数になり、過去最高になりました。
こういうのを怪我の功名って言うのかしら
今日からはまた、なるべく一回にしようと思います。
さて、日頃皆様に色々とアドバイス等を頂いて、それを参考に一度は試してみるようにしています。
折角教えて頂いたのだからと、好意を無にしないようにしているつもりではいます。
でも、あきらかに無理と思えるものは考えた末に、しないこともあります。
それに、同じ質問に対してもあれこれ違う意見もありますので、全部が私にちょうどいい方法というわけにも行きません。
私にとって難しいアドバイスなどは、やってみても続かない事もあります。
そんな日々に、ふと思い出したことがありました。
私の知り合いにピアノを習っている高齢の方がいます。
家に遊びに行って、そのピアノを聞かせてもらったことがあります。
高齢になってから習いはじめたピアノですので、とてもたどたどしいです。
でも、ピアノが楽しいと一生懸命弾いている姿は微笑ましいです。
彼女が、私にちょっと弾いてみてと言ったので、彼女のレッスン本を借りて弾きました。
ソナチネ程度しか弾けませんが、彼女にしてみたらすご~いと言う感じだったようです。
その時彼女が教えてと言うので、今弾いている所より目はちょっと先を見るようにしたら、音がとぎれとぎれにならなくていいですよと言いました。
彼女は先生について習っているのですが、高齢の為か先生は何もおっしゃらないという事でした。
うるさく言ってやめてしまっては思ってらっしゃるみたいだと
だから、私の言ったことがとても参考になったから、これからそういう風に気をつけて弾いてみるわと言っていました。
その後何度か、あの時に言われたことに気をつけていたら、だいぶうまく弾けるようになったと喜んでいました。
2.3か月後にまた彼女の家にお邪魔することになり、その上達した筈のピアノを聞かせてもらいました。
あれ?以前と変わってない
相変わらずつっかえつっかえで、とても先を見ている様子はありません。
でも、私は何も言えませんでした。
本人は上手になったと思い込んでいます。
思い込んでいるだけで、全然できていないことにがっかりはしましたが、それを馬鹿にしてはいけないなと思いました。
たまたまピアノは私の方がうまかっただけで、他の点に関して彼女がずば抜けていることもあるはずです。
ピアノがたどたどしいからと言って、人格まで劣っているわけではありません。
むしろ、70歳をかなり過ぎてからピアノをやろうと言う気持ちがあることは、尊敬すべきところです。
ただ、この時に、自分が出来る事って、他人も同じように出来るんだと思ってはいけないのだなと思いました。
人の能力って非常に個人差があって、私が出来るんだからあなたも出来るはずよとか、簡単よなんて言ってはいけないのだなと、つくづく思ったのです。
私も残念ながら能力が高くありません。
しかも年齢を重ねてますます理解力が減っていますし、技術力、行動力すべてにおいて急ピッチで下がっています。
皆様からのアドバイス、とても嬉しい反面、ハードル高すぎ高杉くんの場合、ハードルにぶつかってずっこけています
でも挑戦だけはしたいです。
少しでも今より吹けるようになりたい、人前で吹きたい。
その夢に向かって一歩づつ進んでいきたいです。
人と比べず、私・な・り・に
だって吹いてると楽しいから