女を口説く術 -2ページ目

HIV検査

 予約して保健所に行くと、匿名で用紙に記入させられた。陰性、陽性の意味がわかるかとか、質問はあるかとかにYESかNOに丸をつけるものだった。適当に田中と名前をかき、受け付けに渡すと、番号札をわたされ、指定された部屋の前で待つように言われた。
待つ間もなく、部屋から看護婦がでてきて入るように言われた。プロとの経験がなんどかあることを話すと、まっとうなところであれば、検査をしているから、可能性が低いが、決してゼロではないといわれ、すこし心配になった。採血をして、結果は2週間後になる。陽性ならば、女はあきらめるしかない。だが、陰性と信じる。
 「絶望とは愚か者の結論である。」ディズレイリ
 
 

エイズ

 ただがエイズこわいので、いやそれ以上にもし自分がHIVに感染していたとしたら、他人を感染させては人として最低なので、HIVの検査を受けることにする。

1 分類

 女について何も知らない私は、女にはどんなタイプがあるかなんて分からない。 
 少しは知っているつもりでも、過去の記憶に影響されたものだから、あてにはならない。 
 過去の記憶から判断すれば、俺の相手をする女は誰もいないということになる。そんな記憶は一切捨てる。
 女について何も知らないところからスタートする。
 最終的な目標は、声を掛けた女とその日に抱き合えるようになること。その成功の確率を高めていくこと。最高の女と抱き合うこと。この世を俺のハーレムにすること。
 何も知らないから、女の分類は二つ。強いか弱いか。
 でも外見でしか分からないから、「強く見える女」か「弱く見える女」かにする。基本的に、主観的に見て素敵な女性を対象にするので、肉体的ではなく、精神的にということにする。
 今日はこの辺で、明日から声を掛ける。