術後4日目。(12/7)
術後のMRI検査の結果と主治医の話。
午前中仕事に行った母と
心配で午前中で仕事を切り上げた弟を
迎えに行って、お昼を食べて病院へ向かった。
行きの車では、
脳出血してもリハビリで
元気に生活している人もいるみたいだね!
パパはリハビリとか嫌いだから大丈夫かな?
頑張ってもらわないとね!
失語症になって話せなくても、
左手で文字を書いたり、スマホで会話ができるようになるといいね、など
みんながそれぞれ素人なりに
いろいろと調べてそんな事を話しながら向かった。
しかし、MRIの結果と主治医の説明を聞いて
私たち家族は初めて絶望という言葉とは
こういう事なんだ、と人生で初めて理解した気がする。
まず、
父の脳内では再出血が、起こっていた。
父は血圧が高すぎて、今1番強い薬を使っている。
それでも150〜170。
なぜこんなにも血圧が下がらないのか主治医にも分からないらしい。
血圧が高すぎるせいでじわじわと出血が続いており、手術できれいになっていた脳内にまた白い影ができていた。
前日のCTと今日のMRIを比較すると
出血の範囲が変わらないことから、
今は止まっているだろうという判断だった。
前回よりも出血量は少ないため再手術はせず、
吸収されるのを待つのがいいと言われ、
だいたい吸収されるのに1、2ヶ月程かかるだろうという話だった。
え…。再出血ですか…。
どうして。
私も母も弟も再出血したという話を聞いて
驚きを隠せず、言葉が出なかった。
主治医の話はまだまだ続いた。