暑い。。。とにかく私は暑がりで、最高気温が25℃を超えると

暑がります。近年では4月~9月ぐらいまで暑がっていますので

そうですね、1年のうちの半分は暑がっているということですね。

ちくしょー、どんだけ暑がってるんだ。

 

今日の東京の最高気温は30℃予想でしたが、もう突破しました。

31℃ぐらいまでは上がりそうですね。

先ほど、外に出たらなんだか

夏休みの昼下がりを感じました。

暑い、そう思って空を仰いだら、うっすらをハロが出ていました。

完全な青空かと思いきや、そうではなかったのですね

ハロの出現は、うすーい雲の存在を教えてくれます。

 

ハロは、太陽を囲むように現れる光の輪です。

よく見られるものは「内暈(うちかさ)」と言われ、

太陽を中心として手のひら一つ分くらいの位置に見られます。

巻層雲を構成する氷のつぶが光を屈折して、ハロは生まれます。

このため、ハロは巻層雲の広がる空でよく出会えるのです。

 

「太陽がかさをかぶると雨」とわれることがあるのですが、

聞いたことはありますか?いわゆる観天望気というやつです。

この「かさ」とは、太陽のまわりに出現するハロのことで、

ハロの出現は雨が降ることの前触れになる、ということを

意味しているのです。

 

「ん?じゃあ、明日は雨が降るのかな?」

 

それは、雨が降るときもあるし、降らないときもあるのです。

そもそも、この観天望気にはしっかりとした根拠があります。

温帯低気圧が西から近づいてくるとき、

巻積雲、巻層雲と高い空のほうから雲が広がってくるため、

巻層雲の広がりは、低気圧接近のサインということなのです。

ただ、巻層雲はなにも

低気圧が近づいてくるときだけに広がるものではないので、

天気が崩れるときもあるし、崩れないときもあるということです。

 

ハロが見えたら、ひょっとして「雨が降るのかな?」と

天気予報や天気図をちょこっとのぞいてみると

答え合わせみたいで、面白いかもしれませんね。

 

でもまあ、「ハロ」って見えない人も多いんですよねー

以前、こんなくっきりとしたハロが出ていたのに↓

それを激写している私を見たおじさんが、

「逆光、ふふ」ってつぶやいたんですよ。

いや、ハロ撮ってんの!見えないの??ってね。

見えないのかもなー

 

※あ!ハロは太陽の周りに現れるので、

空を見上げるときに太陽を直接見ないように注意です。

 

今日ははじまりから曇天で、日中は時々雨も降る空模様で

「とくに、フォトジェニックな空には出会えそうにないな~」

と思っていました。

 

15時過ぎ頃から空が明るくなり、

少しだけ青空が広がってきたので、

仕事の合間、ちょっと体操でもしてやろうと思いつき、

ベランダに出ました。

 

ぐいーーーっと上体を反らし、空を仰いだら、

そこに…出たんです!

お化けが出たみたいな言い方してしまいましたが、

そう、太陽の右側に幻日(げんじつ)が現れたのです。

 

おお!思わず手を合わせそうになりました。

いや、ちがうちがう、写真だ。

慌ててスマホを取りに部屋に戻り、

シャッターを切ったものです。

 

幻日は、氷の結晶に当たった光の

屈折によってできる虹色の光で、

太陽を中心として、手のひら一つ分くらい離れた左右の空に

現れます。

幻日自体は、そう珍しくはない現象ですし、

私自身も何度も見たことはあります。

 

ではなぜ、今日私は慌てて写真を撮ったのか?

それは、なかなかの虹色だったからです。

幻日は、白く光って、

あまり色がくっきり見えないこともあるのですが

今日のものは、かなりパキっとした虹色に見えました。

幻日の虹色は、太陽側が赤い光になるのですが、

その赤色も、ご覧の通り綺麗に光って見えます!

 

それと、もう一つ。

晴れ間はありましたが、

すぐにでも雲が広がってきてしまいそうだったからです。

実際、幻日が見られたのは、ほんの2~3分程度で、

この後は雲が広がり、見えなくなってしまいました。

 

何度出会っても、やっぱり

私はこのような空の虹色に、キュンとしてしまいます。

 

気象研究所

雲研究者の荒木健太郎さんの新刊

「すごすぎる天気の図鑑」を読みました。


感想を二言で言うなら

マジかー👀ほんとすげぇな!です。


こちらの本は、先読みキャンペーンという

なんとも驚くべき祭りを経て

完成しています。

まあ、荒木さんの本はほとんど

先読み祭りやってますけどね💦


先読みキャンペーンとは、その名の通り

本の完成前に、希望する人に

全文どーんと公開して

読んでもらっちゃうというもの。

つまり、出血大サービスな祭りなのです。


その上で、

皆さんの感想や

ご意見を受け取った荒木さんは、

なんと、それを本に反映させて

修正するという…(なんだろう、聞いただけでも地獄絵図な作業だと思うんだけど)


そんな過程を経た、

とてもすごい本なのです。

自分の感想や意見が入った本なんて

それは嬉しいよね!


しかも、

今回の本は小学生ぐらいの方々が

対象ということで、

キャンペーン参加者には子供さんも

多かったとのこと。


子供向けの本なのだから、

子供からもらった意見を盛り込んで

修正したら、それはそれは

ベストな状態になるでしょう。


しかし、私だったら

そんな収拾付かなくなるようなこと

できない💦

そういう意味でも

とにかくすごい本なんです。


早速、姪っ子や甥っ子にも

プレゼントしました。


子供向けと言いつつ、

大人も知らないことがたくさん

盛り込まれています。



子供が読むもの、と、見過ごさず、

大きいお友達もぜひ読んでみてください。


写真は、私の姪っ子と甥っ子です。

特に、甥っ子は食いついてました😊



気象研究所報道発表資料より↑

 

12月24日,気象庁気象研究所からの報道発表資料

「令和2年7月豪雨における九州の記録的大雨の要因を調査」

 

 

そして,記録的な大雨の要因についての

論文も読みました

https://doi.org/10.2151/sola.2021-002

 

ポイントは,

特に梅雨前線上の小低気圧があった(発達した)こと,

上空の寒気流入があったこと.

 

梅雨前線上の小低気圧って,

解析されるされないは別として,

珍しいものではないと思うのですが

今回の事例では,すごく重要な役割を担ってしまった

とのこと.

低気圧が発達して,低気圧の南側で水平風速が強まり,

多量の水蒸気の運び手として働いてしまう,

それが,太平洋高気圧の縁辺流と収束して

大気下層に多量の水蒸気がある収束線上に

線状降水帯が形成されてしまったようです.

 

さらに私が驚いたのは,上空250hPaの寒気の動向.

トラフ後面に入る上空寒気のせいで,

積乱雲がより高い高度まで発達できてしまう

環境になっていたようです.

普通の梅雨期は,

上空寒気なんてなくても,

下層に多量の水蒸気が流入するだけで

だいぶ不安定なのに,

上空に寒気が入ることで

非常に不安定になってしまったんですね.

でも,ここで注意しなければならないのは,

「上空に寒気が入った」だけでなく,

下層から中層にかけては気温が高いということです.

これにより,大気の下層から中層にかけて

大量の水蒸気が存在する状況になっていました.

 

報道発表資料,論文を読んで

線状降水帯を精度よく予測するためには,

メソ低気圧の監視・予測が有効そうだということも

分かりましたが

それでも完全に予測するのは難しそうです.

では,私たちが今すぐできることはどんなことだろう.

 

ここに示された危険要素のうちのいくつかは

普段見ている天気図などでも,把握できることです.

例えば,大気の鉛直方向の温度分布は

状態曲線や高層天気図を見れば

ある程度確認できますよね,

そこで危険を見逃さない,危なさを察知すること

それが大事だと思います.

 

<令和2年7月豪雨における九州の記録的大雨の要因を調査」と論文読みました.(てんコロ.のラジオっぽいTV!)>

 

 

 


自殺はダメだ、絶対に。

とは言えない、ってのは世の中的にであって、私的には絶対にダメなものなんだ。死にたくないって、自分はまだ元気だって、まだ生きられるんだって、ガンに侵されまくって朦朧としてる意識の中にありながらベッドの上に立ち上がったその人は、その2日後に死にました。それを目の当たりにした私は、死にたい気持ちなんて理解できない。他の選択肢は無かったのか?と常々思ってしまう。昔こう言ったら、死にたい気持ちはそんな単純なものではないと批判された。そんなことは私だって分かる。生きたいという気持ちは単純だけど、こんなシンプルで分かりやすくて、強い思いってあるか?自殺は、その純粋で強い思いを踏みにじる行為だ。と、今も変わらず思っている。とても悲しい