僧帽弁閉鎖不全症って知ってますか?
犬の心臓病ではもっとも発症率の高い病気です。
中高齢の小型犬でチワワ、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル、トイ・プードル、ポメラニアン、ヨークシャー・テリア、ミニチュア・ダックスフントなどに発症する事が多いです。
「僧帽弁閉鎖不全症」でググると沢山出てきます。
気になる方は、ぜひググって見てください。
人にも同じ病気があります。
心臓の雑音、血液の逆流、咳、チアノーゼ、失神、進行すると肺水腫になり肺水腫になると余命8ヶ月位と言われてます。
肺水腫は、陸にいながら溺れてるように呼吸が苦しくなります
1代目のモモ君は、この病気になったのですが、虹の橋を渡ったのは病気ではなく寿命でした。
咳はしてたものの肺水腫になる事はありませんでした。
てん君は、僧帽弁閉鎖不全症で肺水腫になりました。
この病気は、投薬では治りません。
薬で進行を遅らせるんです。
完治させるには、手術しかありません。
その手術は日本で出来るのですが、出来る施設や獣医が少なく手術をする為に県外へ行く。。。というのが普通です。
外国からもその手術をしてほしくて来日する人もいます。
手術をすると1週間程で退院でき、その成功率も96%と高いと聞きます。(JASMINE動物医療センターの場合)
もちろん合併症もあり、リスクもあります。
そして高額
私が手術の事を話してるのは、手術を勧めてるわけではなく、
そういうのがあるんだよ という話です。
術前検査の予約を入れるのも手術をお願いするのも数日でなんて出来ません。
運よく空いてたらすぐ行けますが、手術は緊急性がない限りだいたい2~3カ月待ちになります。
その待ってる間に急変もありえます。
なので私としては、最低ステージCになったら
肺水腫になる前に1度家族でしっかり手術や投薬、酸素室を借りるとなったら等
この先どうするか話し合いをして欲しいです。
いつなるかわからない肺水腫。
1度なって助かっても また次いつなるか予測できません。
そして発作をしてる我が子を目の前で見ると どうしたらいいのかパニックになります。
是非、どうするのかどうしたらいいのか、もしもの時を考えて話し合いしてくださいね。