今回は、前回に続き現役生のときの大学受験のことを綴っていきます。
結局、到底無理なO大学(仮)の前期試験を受けることになった私ですが、
まあ勉強してませんでした。全然。
もう勉強しても無理だろうと諦めていたのです。
もちろんそれが正しいこととは思わないし、「可能性がある限り頑張るべきだ」「諦めなければ結果はどうなるか分からないけど諦めたら絶対ダメな結果になる」など綺麗事ばかり言われましたが、当時の私には全く響いていませんでした。
そもそも可能性すらない。と思っていたのです。
結果、共通テストが終わってからは学校の授業もないので受験生とも思えないような生活を送っていました。
何時間もスマホで1日を過ごす、堕落した生活でした。
でも1年間ずっと我慢してきたり、3年間親からのプレッシャーや期待から逃げたかった私は、その当時の生活はそれら全てから解放された生活で、
馬鹿みたいだけどとてもストレスフリーで幸せでした。
でも100%晴れやかな気持ちではなく、事実として勉強をサボっているため罪悪感は感じますが、それを見て見ぬふりしていたのかもしれません。
普通の受験生は今頃必死に勉強してるのに、私は何をしているのかと思ったりもしましたが、どうしても勉強する気が起きませんでした。
そんな私が受かるはずもなく、当然国公立前期は不合格でした。
しかし元々受かる気持ちなどさらさら無いので、びっくりするくらいダメージはありませんでした。
むしろ合格発表の日を忘れていて親からのLINEで気付いたくらいです。
今思っても、本当にありえない受験生だったと思います。
親からは「残念だったね。後期試験に向けて切り替えて」というLINEでした。
親のほうが私よりも合格発表を意識していました。
「まあ、そりゃ落ちるよな」としか思わなかった自分が恐ろしくなり、自分のダメさを痛感し、罪悪感も湧きました。
現役時代は滑り止めの私立を1校も受けていなかったので、国公立前期でダメなら国公立後期しか残っていません。
後期は前期の不合格者がたくさん流れてきて倍率も高くレベルも高く、これも多分無理だろうと覚悟していました。
親もこの時点で私の浪人を覚悟していたと思います。
私も同じでした。