まだアカウントを開設して間もないですが、今日になるとたくさんの方が私の投稿を見て下さっていて…😯

ありがとうございます。


利用者はお母様世代の方が多い印象なので、私が綴っている内容を見ても

「お母さんの気持ちの方が分かる!」「まだまだ子供で浅はかだな」と思われるかもしれませんが…(もちろん悪いことではありません!)


幼少期の頃から、母には厳しく躾けられてきた方だと思っています。

学校の友達にも「〇〇ちゃんのお母さん、怖いね」とか「厳しいね」とか言われてきました。

普通ではないんだろうなと思っています。


それでも、私にとってはたった一人の母です。情はあります。

でも、この世で1番憎んでいる人です。

こんな私は親不孝者でしょうか。


母は子供たちに嫌われるのを覚悟で子育てをしているのは知っています。

憎まれてもいいから、子供のためになるなら…

と思いながら私たちに何か言ったり行動しているところを見てきました。

母親として、そこは尊敬しています。


私が母親になればきっと、子供に嫌われたくないと思ってつい優しく甘やかしてしまいそうな気がします。


母のそんな愛情を痛感しているからこそ、辛いときがあります。

私は母が嫌いです。憎いです。恨んでいます。

母と同じだけ、母を愛していないと思っているので、そんな自分がすごく酷くて嫌な人間のように思えてくるのです。

兄弟が多く、幼少期は親の愛情に飢えていたのに、今ではその愛情が見えれば見えるだけ辛くなっているのです。


今までたくさん酷いことを言われてきました。

それ、母親の言うことなの?と思うこともありました。

母にとっては良かれと思ったことでも、私にとっては辛かったのです。


お腹を痛めて産んでくれて、ここまで育ててきてくれました。

毎日ご飯を作ってくれて、学生時代は毎日お弁当を作ってくれてました。

無料で住まわせてくれて、学費を負担してくれます。


この借りは一生をかけても返せないものです。

なので私は母の気持ちをなるべく無下にできないと思い、なるべく母の言いなりになってきました。


「この学校を目指せ」と言われれば、その学校を目指しました。

「この習い事をしてみたら?」と言われれば、全てやって来ました。


私が現役のとき受験に失敗したときも、浪人するか、就職するかの選択肢は私ではなく、母にあると思ってきました。


母が「浪人しろ」と言うなら、浪人します。

母が「就職しろ」と言うなら、就職します。


私は生きているだけで親に負担をかけている生き物なので、私の希望など言ってはいけないものだと思ってました。

それに、誰かに決められた道を選んだほうが楽だと思ったのです。


しかしここ数ヶ月は、「もっと自分の気持ちを言いなさい」と怒られてきました。

小さい頃から母の言う通りのことをしてきた私は、もはや自分の本心を言うのが難しくなっていたのです。

言ったところで受け入れてくれるかも分からない。言ったところで怒られるなら言いたくない。

「本心を言いなさい」と怒られて萎縮してしまい、ますます気持ちを言えなくなる悪循環です。

私にとって母は、世界で1番本音を言いづらい相手でした。


浪人して併願の私立大学の結果が残念で終わったとき、私が泣いていると「泣きたいのはこっちよ」と言われました。

そうなのです。私よりも母に負担がかかるし、母の方がうんざりしているのです。

その気持ちを想像して余計に涙が出てしまうのです。


申し訳ない、とか

ありがたい、とか

そういう気持ちはあるのですが、それだけなのです。

「お母さん大好き!」と胸を張って言えないのです。

私は本当に親不孝者ですね。


「母のような母親にはなりたくない」と思って育ってきました。

私が将来子育てをするときには、私と同じような辛い気持ちをさせたくありません。


母の母(私にとっては祖母)も、母のことを厳しく躾けていたそうです。

やはり、子は親に似るものなのでしょうか。

私も親になれば、母のように子供に言ったり、母のように子育てをするのでしょうか。


自分が母のようになるかもしれないと思うと怖くて、涙が出てきてしまうのです。


母は自分がしてきた酷い仕打ちを覚えていないことが多いですが、私はずっと覚えているのです。

一生根に持つと思います。

許せる日が来るとは思えません。


同じように母は、前回、今回の受験を通じて私にたくさんの恨みが募っていると思います。「こんなに負担をかけやがって」と思っているはずです。


それで良いのです。

お互いの立場があり、お互いの気持ちがあります。

完全に分かり合えることなんてないのです。


私たちはお互いを恨み合いながら、また明日からも家族としてやっていくのです。