世界柔道選手権 | マラッカ日記 (テンプラ ブログ)

世界柔道選手権

2011年パリ世界柔道選手権大会が開催されている。
柔道を 極めた かじった人間として、ちょっと思うところがある。

1964年東京オリンピックから正式種目となり、
日本の武道だった柔道は、世界の競技スポーツとしての柔道として歩んできたが
競技としてのルールが、ここ数年で、ようやくマトモに成ってきたなと感じる。
当初、日本国内では暗黙のルールとして避けられてきたことが、勝つための手段として行われ、それを禁止するためにルールが改正されると、そのルールを利用しようとするものが現れ、柔道が強い者より、ルールの穴をうまく利用する者が勝つようなことも起こった。

逃げの試合 → 消極的な場合への反則 → 反則を誘うような戦い方(掛け逃げ等) などなど

又、レスリングのようなイキナリのタックルや足取りなど日本の柔道では
思いついても卑怯な戦法と思われてやらないような技もでてきた。
こんなの柔道じゃないと憤慨するときもあった。

それがようやくマトモになってきた。
あともう少し。

今のルールでも不満な点もある。

1. 技の流れが止まった後でも、強引に相手を回せば技と認められてしまう。
  とても投げた様に見えないのに、一本を取る場合がよくあって、違和感がある。
  内柴のアテネ決勝での一本。 あれも無いw

2. 寝技でのマテが異常に早い。
  今の柔道は立ち技に偏り過ぎていないだろうか。
  七帝柔道だけに任せておいていいのだろうか。
  
消極的と見て反則を取るなんてのも、本来の武道としては不要なルールだと思うけど、競技スポーツである以上仕方ないし、今のジャッジのバランスは良いと思う。

以上が、柔道で 世界制覇した 腰を痛めた人間として思うところである。