梅田に来たんでせっかくだから映画を見ることにした。


ってわけでほんのり気になってた『サイレン FORBIDDEN SIREN 』を観た。


※注意 激ネタばれです!


とりあえず公式HPにあったストーリーをまとめる。


『1976年夜美島で村人が突然消失した。生き残ったのは土田圭(阿部寛)のみ。土田は“サイレンが鳴ったら外に出てはならない”と繰り返しつぶやいていた。事件から29年、天本由貴(市川由衣)は弟・英夫(西山潤)の療養のために父・真一(森本レオ)とともに夜美島を訪れる。ある夜、突如鳴り響くサイレン。サイレンが鳴ってから外に出てしまった父はしだいにおかしくなり、そして3度目のサイレンが鳴り響いたとき、島民が変化し全てが狂い始める……』




最近映画を観ると、どう落とすか考えながら見るんですが


とりあえず、結論を端的に言うと


『狂っているのは島民じゃなくて由貴。狂っている人にだけサイレンが聞こえる(幻聴)。由貴が狂った理由は弟が死んだせい。(弟は島に来る前に死んでいた。天本家は由貴の療養のために島に来た)。1976年の消失事件は狂った土田が全島民を殺してしまった。“サイレンが鳴ったら外に出てはならない”というのは、土田事件の教訓からサイレンが聞こえるヤツ=狂ったヤツを外に出してはならないということ』


こんな感じ。


ま、こういう落ちじゃないとゾンビ映画にもなりかねない(狂った島民=屍人の表現は、顔を真っ白くし目から赤い涙を出している)ので、仕方ないかもしれないけど、これしかなかったんかなぁって第一印象。


レオの狂った演技はよかった。映像的に1番怖かったのもレオだし。


まさかレオを怖いと思うとは。


廃墟にいる謎の男役の松尾スズキもよかった。


ここまでが予備知識無しで映画を観た感想。


帰宅後、ネットで感想とか見てたら「あれを単なる妄想落ちって取るのは単純すぎだろう」ってことで


悪かったな。


いろいろ考察してた。未回収の確かに伏線はかなり多かったです。


“トリプルリバーサルエンディング”らしいし。


でもまぁ、個人的には投げっぱなしかなーって印象でした。