90年代末にビジュアルバンドブームが起こりました。
PIERROT 、Dir en grey など今も一線で活動しているバンドや、D-SHADE・FANATIC◇CRISISなど惜しくも解散してしまったバンドなどたくさんのバンドがデビューしていきました。
そんな中、ブームの末期99年5月19日、ビジュアル系の最終兵器という触れ込みでデビューしたバンドがいました。
それがJanne Da Arc です。
ですが、デビュー曲の「クリア・スカイ」が最高位6位だったPIERROTや
ex-X JAPANプロデュースで3枚同時リリースし、それぞれ5・6・7位になったDirと比べ
Janneのデビュー曲「RED ZONE」は最高位15位といまいち振るいませんでした。
その後もJanneはじりじりと売り上げが下がり、危ない時期もあったとかなかったとか。
そんな中、デビュー5周年規格としてリリースした「DOLLS」辺りから徐々に売り上げが伸び
アニメ、ブラックジャックの主題歌としてリリースした「月光花」がプチヒットし、一気に知名度が上がっていきました。
カラオケでJanneを歌っても大して反応が無かった友人が、有線で「月光花」がかかったとき「この曲は好き」と言った時は、正直めまいがしました。
そして、2006年2月8日ニューシングル「振り向けば…/Destination」発売。
「振り向けば」…は、「月光花」と同じくバラードで「野ブタ。をプロデュース」に出演しブレイクした堀北真希が出演した映画「HIRAKATA」のテーマ曲となっていただけあってそこそこ注目されていました。
「HIRAKATA」を観に行ったときにはいじめられて登校拒否になった高校生を演じていた子がここまで有名になるとは誰も思っていませんでしたが
ぶっちゃけお互い様な気もするので見事に利益が一致したと思います。
で、そんな「振り向けば…」はデイリーランキングでは何度か1位を取ったものの
ウィークリーランキングでは惜しくもTOKIOに約2000枚負け2位。
1位にならなくてほっとしているファンもおそらく結構います。
個人的にはそれよりも、確かデビュー辺りは取り上げられてたが、ビジュアルバンドブームの終焉とともに取り上げられなくなった
カウントダウンTVの新曲紹介に「振り向けば…/Destination」が再び取り上げられてた方が快挙だと思っています。
ま、どんだけ売れようがいい曲作っていいライブしてくれれば個人的には大満足です。