オークションサイトは数多くありますが、やはり多くの方が出品を考えるのはヤフオクです。
初心者でも気軽に出品できるように、料金体系もシンプルになってきています。
しかし、ヤフオク側に支払う料金以外にも、出品にはいろいろとお金がかかってしまいます。
◎どんな場合もかかる送料
出品者が負担するか、落札者が負担するかという違いはありますが、基本的にはどんな商品を出品した場合でも送料がかかります。
着払いで発送する方法も選択できますが、商品の質に自信がなければ、なかなか出品者側から提案するのは難しいところです。
◎目に見えにくい出費の梱包料
梱包料は、ヤフオクのフォームやマイ・オークションのページで直接確認できる情報ではないため、きちんと管理しておかないと赤字になります。
というのも、きちんとした梱包材料をホームセンターなどで購入しようとすると、結構な金額がかかるのです。
段ボールなどは、普段スーパーなどで無料配布されているものを使うイメージがあるため、安く手に入ると思いがちです。
初心者だったころ、1枚あたり5~10円程度で購入できるものと考えていた方も多いのではないでしょうか。
しかし、それなりの大きさのものを揃えようとすると、1枚100円以上する商品はざらにあります。
プチプチや緩衝材を用意するのであれば、その分出費もかさみます。
特に、初心者はあまり気にしない部分なので、コスト意識を持つことが大切です。
◎不用品出品以外なら仕入れ分のお金
自宅の不用品を出品するなら問題ありませんが、それ以外の出品を想定しているのであれば、商品の仕入れについてもシビアに考えておかなければなりません。
【売上-費用(仕入額+経費)=利益】
この公式に当てはめて考えると、一つの売上を実現するのに、それなりの費用がかかることが分かります。
自分が購入しようとしているもので利益を出すには、いくらで売らなければならないのか、イメージしながら取引を続けるようにしましょう。