《 か 》 | ロガリズム

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読んだ本の感想と、戯言です。戯れてあげてください。


あいうえお順で自分でテーマを決めてエッセイを書いてみよう。

今日は《 か 》です。

過去について語ります。

私にとっては長年の悩みでした。

【虐待は連鎖する】

本当に多くの心理学者が唱えていた説です。

人間の質は幼少の環境で決まるのだと。

自分の中の暴力性が怖くてたまらなかった。

救ってくれたのは読書です。

たとえば伊坂さんの言葉。
『小説は人の体に染み込んで内側から世界を変える』

たとえば金城さんの言葉。
『1冊の本を読むと100人と話したことになるんだ』


過去は、一瞬じゃないんですよね。

一部分じゃない。

ある時期の記憶の一部分は、ただの記憶であって、それは過去じゃない。

過去は、生まれてから1秒前までの積み重ねを差す。

10年前も昨日も1秒前も過去を構成している一部分。

人間の質は幼少の環境で決まるというのは。
味覚とか、音感とか、運動神経とかであって。

性格は違う。

自分が【どんな人間になりたいか】考えて【その為に何をしたか】で決まる。

もちろん、価値観とかは左右されますけどね。

日本に生まれて日本で育ったら日本人っぽくなるでしょう、やっぱり。

けど、過去を構成する一瞬の記憶やトラウマになんか人格は左右されない。

されてたまるか。

これは本当によく言われることなんですが。
「解ってあげられない。ごめん。」

とか。

「そういうの過去に無い私は、人間として薄いのかな。」

とか。

そういう事を言う人が居るんですけど。

逆だ、と言いたい。

そんな体験はしないにこしたことはないし。

しないで、幸せに育った人間の方が、ずっとずっと色々な目に見えないものを持ってるんですよ。

人間の厚みが足りない?

全然、そんな事はない。

むしろ虐げられた人間の方が、色々なものが【足りない】んです、薄いんですよ。

何も言えなくてごめん。とか言わなくていい。

ただ、居てくれたらいい。

笑ってくれるだけで十分なんだ。

同情が欲しかったり、困らせたくて話してるんじゃないんだ。

試してるんだ。

卑屈で暗い部分を見せても離れないで傍に居てくれるかどうか。

そんな事をしないと安心出来ない。

今は、強くなりたいなぁ。目指してた【笑わせる人】には近づけたから、次は【強い人】になりたい。