NIKKOR-S Auto 35mm F2.8(以下F2.8)でございます
名称=レンズスペックになっていますが、素直に言うと今となっては平凡以下の性能です
このレンズが最初に発売されたのは1959年だそうで、その後製造品質を改良するためレンズ構成を一部改良した2代目がスルッと発売され、私が持っているレンズはそれです
フィルム時代ニコンのFM2に付けていた、同じ焦点距離のAi NIKKOR 35mm F2(以下F2)と比べると、絞りは一段暗く、コーティングはモノコート、もちろんレンズ構成も違うようで、F2と比べた写りの印象は、ボケ量が少なく、逆光だと盛大にフレアやゴーストが発生し、絞り開放に至っては収差が悪影響して鮮明に写りません
改めてF2で撮影すると色のノリ、立体感、コントラスト、ピント面前後のボケは美しさを感じます
それなのに、今更なぜこんなものを愛用して使うのか?
理由は何を隠そう、この金色に輝く目玉です
レンズの奥に見えるプクッと丸い目玉みたいなレンズ(撮影する私まで映り込んでいます)が可愛いからです
【F2で撮影】
F2は漆黒の奥に青白い光が見えるのみ
美しい絵が出るのに何故か私のテンションが上がらない
【F2.8で撮影】
という事で、写りは今一歩でも35mmf2.8相棒として掌に乗せて使う理由です
ツマラナイお話ですみません🙇♂️