室生寺撮影 | Welcome! TEMP361 season2

Welcome! TEMP361 season2

バイクとかカメラとか
素直に、感じるままに。

二週続けて室生寺
先週は雨予想だったので車だったが、今回は天気が良くバイクでの訪問となった


室生寺は写真家の土門拳氏が生涯にわたって足繁く通い本を出版した事でも有名で、同じお寺を撮って同じ空気に触れたいという気持ちもあった





門前町は小さいが土産物屋や食堂が並び、凡そこの山の中にして不釣り合いながら、少し活気がある土産物屋が連なる通りから室生川に架かる太鼓橋を渡ると、正書院の前に建つ表門に辿り着く

新緑が美しく、橋に隠れて見えなかった風景が目の前に突然現れ、暫くその場に立ち尽くしてしまう




改修中の仁王門をくぐると、爽やかな空気に包まれ、既に寺院の結界に入った事を実感させる

金堂へと続く石造りの階段は鎧坂という愛称で親しまれ、見上げた人は必ずと言って良いほど、足を止めてスマホやカメラで撮影している




鎧坂を登りきると正面に桧皮ぶきの金堂と対面できる
剥き出しの太い柱と、木の板の素朴な造りのお堂は、朱塗りが薄くなっているところも多い




平安時代から幾多の時代を生きる方々が、ここを見上げたはずで、前に立つと時を超えて先人達と語り合っているようにも思える

ここに安置されている仏像のうち、国宝の二体が新しく建てられた宝物館へ保管されることになって、ズラリと並んだ姿を見られるのは金輪際この日が最後でした




本堂と紅葉はコントラストが美しい


訪問日
2018.5.12
ツーリングだったんだけどバイクの写真全然取らなかったので境内の写真ばかり
ずいぶん前のを投稿してすみません