下千本駐車場で車を止めて歩きます。
桜はもう見られないことや、雨のため、かなり空いています。
遊びながら歩く子供たちの足は、ぐっしょり濡れてしまったようです。
でも、雨で霧立ち上る山々の風景も趣があります。

第三十一首 朝ぼらけ 有明の月と みるまでに
吉野の里に ふれる白雪 坂上是則
第九十四首 み吉野の 山の秋風 小夜ふけて
ふるさと寒く 衣打つなり 参議雅経
やはり吉野は、賑やかより落ち着いた風情が似合いますね。
世界遺産、金峯山寺では役の小角が開祖といわれ、国内最大の秘仏、
蔵王大権現がご開帳されています。
青く燃える憤怒の相の蔵王大権現は、過去、現在、未来を顕す、
千手観音、釈迦如来、弥勒菩薩の三体であります。

特別開帳なので、拝観料は1000円と高いのですが、
分け御霊のお札と、滅多に見られない秘仏と半個室で心ゆくまで
ご対面できます。^^
蔵王堂の中は、護摩が焚かれ、
太鼓とほら貝が身体に響き、
蔵王大権現の圧倒的な存在感を際立たせています。^^
ぼくは、アイちゃんと個室に入りましたが、
アイちゃんも特別な体験だったようで、後で旅行で良かったことに挙げていました。
さて、次の目的地は、同じく世界遺産の吉水神社です。
後醍醐天皇が住んでいた、南朝の皇居です。
その皇居に入り、天皇の間を間近に拝見することができます。^^

義経、静御前が潜伏していたこともあり、秀吉が花見で使ったり、
この日本最古の書院造りは、お宝満載です。
百人一首に出てくる、蝉丸の琵琶がありました。
第十首 これやこの 行くも帰るも 別れては
知るも知らぬも 逢坂の関 蝉丸
当初は修験道の僧院であり、金峯山寺を眺望する北闕門(ほくけつもん)
は、邪気払いができる最高のパワースポットだそうです。
さて、西国三十三所の御朱印に魅せられてしまったぼくは、
他の寺院、神社でも御朱印が欲しくなってきていましたので、
吉水神社で、朱印帳を購入しました。
それがこれなんですが、表紙の吉野山デザインが素晴らしい!
さらに一枚目の御朱印が、十六菊花紋であります!



本日は、天気予報通りの雨でしたが、この雨のおかげで、
西国三十三所のスタートを、創始者の寺から始めることができ、
天の香具山は小雨だったので登ることができ、
壺坂寺に参拝することができ、
吉水神社で、素晴らしい朱印帳をいただくことができました。^^
雨でなければ、初日は吉野観光でしたから、朱印帳も御朱印も
いただけなかったのです。
雨に感謝です♪
そして、吉水神社を出ると、雨が上がっていました。

帰り道、金峯山寺でも御朱印をいただき、脳天大神へ向かいます。
脳天大神は、金峯山寺の道場ですが、700段の階段があるため、
車で大きく回りこんでいきます。

歴史は浅いのですが、金峯山寺の管長の前に、脳天が割れた蛇が現れたのが始まりです。
蛇=蔵王大権現の変化神=水の龍神で、首から上を守る神だそうです。
頭が良くなる^^、御朱印をいただくと、お土産にゆで玉子を皆にくれます。
龍神のお供え物は、玉子なんですね。
龍神の莫大なパワーの源は、ミネラル、ビタミン、アミノ酸が
とても豊富な完全食品の玉子です。
脳天大神に供えられた玉子は、究極のパワーフードかもしれません。^^
子供たちに、頭の良くなるお守りを買い、帰途につきました。
