とても安くて、レンタサイクル置いてあるところが良いです。
そして、周辺MAPを見ると、天の香具山の近くです。
大和三山に登れるとは思っていませんでした。^^
早朝小雨の中、天の香具山に登っていきます。
第二首 春すぎて 夏来にけらし 白妙の
衣ほすてふ 天の香具山 持統天皇
持統天皇が百人一首で詠まれています。
天の香具山は、天から降りてきた山といわれ、とりわけ神聖な山です。
月が生まれたという、月の誕生石があります。
香具山から、かぐや姫を連想させます。

北麓には、天香具山神社、
頂上には、国常立尊、高?神(たかおかみのかみ)が祀られています。
南に下って、伊邪那美社、伊邪那岐社、
南麓には、天岩戸が祀られています。

天は、あめとも読まれ、たかおかみは、水神、
国常立尊の前には、雨を降らす壺が埋められているそうです。
伊邪那美、伊邪那岐の子供は、迦具土(かぐつち)(=香具山?)と、
キーワードが重なってきます。
ホテルに戻って朝食です。
低価格ホテルなので、オーブントースターがあります。
それと、クロワッサン!
焼きたてのクロワッサンを演出するゴールデンコンビです。^^
外はカリッと、中はふわりと柔らかくて、
暖かくてバターの香りがして、大好物なのです。
子供たちも大好きになりました。^^
ホテルを出る頃、雨は本降りとなってきましたが、吉野へ出発です。
途中、壺坂寺の看板があり、
ここは西国三十三所なんだよね、と言うと、
「父さん、一人で行ってきたら?」の言葉で即左折!して、壺坂寺へ向かいました。
壺坂寺は、行程的に無理だと思ってましたが・・・、
雨で吉野も空いてるだろうと、お許しが出たのです。^^
壺坂寺は、目のご利益で有名なお寺です。
ぼくの会社は、眼の検査、手術装置を開発、販売する会社なので、
ご縁を結びたいところです。
壷阪寺は、大宝3年(西暦703年)、持統天皇が亡くなった翌年に創設されています。
御本尊の十一面千手千眼観音菩薩は、死者を弔う八角堂にあります。
持統天皇を弔うために建てられたお寺です。
お堂の名前は、普照殿。
お金持ちのお寺のようで、インドで造られた巨像が沢山あります。
雨なので、貸切状態でした。


