高速のサービスエリアで面白いものを見つけました。
あそぼプロジェクトのクリスタル岩塩です。
ヒマラヤ山系の伏流水が、汚染とはまったく無縁の塩の湖を
一億数千万年かけて生成した岩塩です。
釘を打つと、ヘキ開という現象が起こり、
ピカピカの断面が顕れます。
子供といっしょに、実験です。
思った方向に割れなくて、どんどん小さくなってしましますが・・・。
きれいなクリスタルキューブができました。
子供たちは大喜びです。^^
遊んだ後は、ネットに入れて、入浴剤になります。
溶けゆくカケラがきれいで、癒されました。^^
塩の結晶は、ヘキ開の中でも、完全ヘキ開に分類され、
3次元的に直角面を形成することができます。
塩は、Na+(ナトリウム+イオン)、Cl-(塩素-イオン)のイオン結晶です。
その配列は、完全に一対一、90度方向に結びついています。
そこに衝撃を加え、結晶間に地すべりを生じさせると、
+イオンと+イオン、-イオンと-イオンが一斉に出合い、
一気にかい離します。
生命の源となる塩は、極めてシンプルにバランスのとれた物質なのですね。