グラボだけ差し替えようとして失敗した話の続き。

 

先にグラボ(GTX1660super)だけ入手した状態で、ほかのパーツを選定してPCを組むことになった。

 

グラボを差し替えようとしていたのは、2010年ごろにマウスコンピューターで購入したBTOのタワー型PC。

デカいし見た目がごついし、で部屋のデザイン的にも交換したいとは思っていた。

 

せっかく自作するなら、コンパクトかつ見た目にもこだわりつつ、そこそこゲームができるPCにしたいなぁ…と

ボンヤリした構想のもと、予算は10万円で選定開始。

 

・ケース RAIJINTEK METIS PLUS

 

今回構成を考える上で、まずは見た目だよなと思い検索開始。

小さいパソコンを組むならMini-Atxって規格なのね…とお勉強を始めたところ、このケースが目に留まった。

METIS PLUSのコンパクト感とフォルムをとても気に入ってしまい、このケースありきで組むことを決定。

これでプチゲーミングPCを作った先人はかなりいるようでそこそこ情報も豊富だったが、

手元にある20.3cmのGTX-1660Superを積んだ人はいなかった。

というか公称値だと17cmのグラボまでしか駄目よって書いてある。

 

さすがにイチかバチかは怖いので、アキバのドスパラに出向き、展示品のケースで20cmが入るかを試させていただいた。

無事入りそうなことを確認し、そのまま購入。

 

・マザーボード Z490M-ITX/ac

コスパ。Mini-Atx用でそこそこのやつ。

 

・CPU Core i5-10400

ちょっとパフォーマンスよりだけどコスパ選定。

BTO PCのCore i7-3770と比較して十分な性能Upだったし、使用目的も軽い動画編集とライトなゲームくらいだったので。

 

・CPUクーラー 虎徹MarkⅡ SCKTT-2000

 

CPUクーラーを買うならこれ、って言う話だったので。

先人がMetisに積んでいたので安心して購入。

(実物見るとでかくてほんとに入るの???って思った。入った。)

 

・メモリ CT2K8G4DFS8266 2枚

費用対効果。

 

・SSD XPGSX8200 Pro ASX8200PNP-512GT-C

Metisに長いグラボを積んだ場合、HDD/SSDマウントを取り外す必要があるとのことだったので、必然的にM.2のSSDを選択することに。
本当は1TB2枚くらいにしたかったけど、予算的に厳しくまずは必要最低限の512Gで。

 

・電源 KRPW-SXP600W/90+

 

いちばん悩んだ。

まずサイズ。ATX電源ではサイズ的にグラボと接触する可能性があるため、SFX電源にしたい。

接続方式。ただでさえ狭い空間に押し込むのでプラグインがいい。

容量はまあ500Wくらいあればいいかなと。

この条件で検索するとかなり候補が絞られたが、候補が少ないということは需要が少なく高いということ。

 

そのなかでKRPW-SXP600W/90+は他と比べて5,000円ほど安く、かつちょうどセールのタイミングだった。

これしかないじゃん!と思って詳細を見たところ、ファンがうるさいという口コミばかり。

悩んだ。

 

結果的にコレを購入したが、自分自身があまり音に神経質なほうではないということと、

ファンを交換するとけっこう静かになったよ、という先人がいたことが決め手だった。

ちなみにもっと高いSFX電源を買っている先人がいたが、
その方がMETIS PLUSの電源マウントねじはATX仕様だから変換がいるよ!って言ってたので
同時にATX→SFX変換プレート(SS-NATXCP-B)を購入。
 
・OS Windows10 Home 64bit DSP版
マザボと抱き合わせで購入。シリアルナンバーだけだから不思議な気分。
 
合計120,000円に届きそうだったが、クーポンやPaypayなどを駆使し結果110,000円になりました。
 
・組み立て
組み立ては事前の予習と綿密な部品選定が功を奏し、さらっと完成。追加購入は発生せず。
でもケーブルまとめるとき手が削れるかと思った。
 
 
PC交換前後でのCINEBENCH比較はこちら。おおよそ倍のスコアになりました。やったぜ。
(上のスコアが圧倒的過ぎてなんかしょぼく見えるけど)
 
PC更新のきっかけだったクラフトピアは秒で飽きたので他のゲームしてますが、快適。
あと新しいマザボではWOLも簡単に設定できたので、わざわざPCの前に行かなくても電源ONできるようになってとても楽。
不安要素だった電源ファンの音も、2mくらい離れるとそんなに気にならない。
ちょっと出費しちゃったけどとても満足。
 
 
 
 
 
 
 
・・・と最初は思っていた。
数か月後に引っ越し、PCを自分の30cmくらいの場所に設置したところ、やはりファンがうるさい。
電源ファンなのかほかのファンなのかわからないけど、ApexやVALORANTなど
フルスクリーンのゲームをするとめちゃくちゃ「ファアアアアアアアア」と唸る。
 
もうファン交換するっきゃないな…ということで購入。
 
・電源ファン
 先人のブログで紹介されていた80mmファンが在庫切れのため、ほかで合いそうなものを選択。
 そして、交換には3ピン→2ピンの変換ケーブルも必要だよということで↓も購入。
 
 
 
・CPUクーラーファン
 虎徹付属のファンを取り外し、Noctua NF-A12x25 PWMに交換。
・ケースファン
 METIS PLUS付属のケースファンを、虎徹付属のファンに交換。
 
・取付
 電源ファンはねじ外して変換ケーブルと共に取り付けるだけ。
 他のファンは取り換えるだけ。
 
・結果
 めちゃくちゃ静かになった…。
 今まで負荷かけてない状態の騒音は気にならなかったけど、実は結構うるさかったんだなあ、と。
 テスト起動した際、静かすぎて起動してないのかと思ったくらい。
 今もブログ書きながらホントに音がしなさ過ぎてシステムモニターをチラ見してる。
 
 もちろんゲーム始めると少しは音するけど、全然気にならない。
 あとプロセッサの温度も5℃くらい下がった。ファン変えてよかった…。
 
 
ケーブルの取り回しも変えたので、少しすっきり。
 
あとやりたいことは2つ。
・M.2 SSDの増設(ゲームのクリップを保存してるとやっぱ512GBじゃ足りないなあって)
・サイドのアクリルパネルをメッシュに交換(夏に向けて考えたほうがいいかなあ、くらい)
 
おわり。