第40回「コロナからの4つのメッセージ」
では、新型コロナウイルスは何を私たちに伝えにきたのだろうか。このテーマは去る4月(第17回)に書いたが、もう少し掘り下げたい。
世間は「新型コロナウイルスと闘う」「ウイルス戦争」という表現を使うが、私はこの表現に違和感を感じている。新型コロナウイルスは本当に「敵」なんだろうか?
確かにコロナウイルスを抑え込むという意味では敵かもしれない。いったんは収まったかに見えたコロナも、第2波と思われる最近の感染拡大は不気味だ。
前回書いたが、太陽の表面にあるという薄いガス層をコロナと言うが、このコロナは王冠の意味だという。宇宙の王様になぞらえるとコロナは「宇宙のメッセージ」とも受け取れる。また、コロナは567。567は弥勒菩薩を連想させる。弥勒菩薩は、お釈迦様が亡くなられてから56億7千万年後に仏となってこの世に現れ、お釈迦さまが救えなかった人々を救済すると言われている。
こう考えると新型コロナウイルスは宇宙からのメッセンジャーとして次の4点を伝えにきたと考えた。
①万物の霊長という錯覚に気づけ!
②宇宙大生命の分身としてふさわしくあれ!
③共生・共益の生き方に戻れ!
④天命に生きよ!
以下、順を追って説明しよう。
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