2/10の薬について考える勉強会のテーマは「薬依存~医原病・薬原病」でした。
「医原病」とは、医療行為が原因で生じる病気のこと。
医薬品(処方薬、一般薬、予防接種など)による薬害や副作用、薬依存などは、
薬原病(この言葉はあまり一般的ではないようで、造語かも?)と言ってもよい
かもしれません。
その他の原因として、
医療材料、放射線、手術、院内感染、健康診断、医療過誤などで、
治療を受けたが故に生じた患者側のデメリット全てを含みます。
現代は、広義の医原病の定義があるそうで、私はとても共感し、
現代の医療の在り方が、ほんとうに問題ありだと思いました。
前述↑の医原病は、狭義の医原病で①臨床的医原病という位置づけです。
そして、②社会的医原病
医療の対象が拡大し、かつては自宅で身近に触れ得た死や出産が病院に
囲いこまれていき、自然な過程であるはずの老化も医療の対象とされて
いき、過剰医療をも意味することになる。
さらに、③文化的医原病
医療の対象拡大が人々の思考を無意識に支配するようになった結果、
自分の身体、自分の健康にもかかわらず主体性を失い、医師に全面的
に任せて、いわゆる「お任せ医療」状態のこと。(①~③ウィキペディアより)
勉強会では、医原病の具体例をあげ、では、どうしたらよいのか?、
薬依存を卒業しませんか?など、参加者の方々と意見交換。
私からの提案は、勇気をもって医療や薬と距離をおいてみませんか・・・。
難しい問題ではありますが、個々で考えてみることが重要だと思います。
*「薬依存」は麻薬や精神的な薬だけではなく、心身の不調を感じたとき、
すぐに受診したり、薬局に薬を買いに行ったり、家にある薬を飲む、
といった薬に頼る行為全般を薬依存と考えます。
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三上てつ子