さて、すっかり遅くなったのでさすがにもう帰らねば、と思って最後に会社のドアを出た廊下にあるトイレに行きました。
その際に、会社のアクセスカードと間違って家のアクセスカードを持って廊下のトイレに行き
会社の中に戻れない
ヤバイ、やっちゃった
祝日の金曜日夜9時
家のアクセスカードで試してみる。
入れるわけないし。
一抹の期待を持って1階のセキュリティーのカウンターに行き、そこはいつもビル自体のアクセルカードを出してくれるところだけど念の為期待を込めて確認。
「オフィスのアクセスカードを社内においてきてしまったんだけど社内に入れるアクセルカードある?」
と言うと、ぬぼーーーーとしたお兄ちゃんがうんともすんとも言わずに手持ちのアクセスカードをイジりながらぬぼーーーとパソコンのフォルダを開けたり閉めたりし始めた。
それ以前にそのカードは社内に入れんのか?
永遠とも感じるぬぼーーとした動作を見てると外から少し年配のセキュリティーの人が寄ってきて
「どうしたんだ」
と聞いてくれたのでまた説明。
で、「オフィスビルから出たいのか?」「いえいえ、荷物は全部会社にあるから会社に戻りたいんだけど」「IDは?」「私はマレーシア人じゃないからIDないしパスポート番号は覚えてない」「パスポート番号は覚えてないのか」「ない、会社にならコピーがあるけど」「誰か会社にいないのか」「いない(から困ってるし)」「どうするんだ」「だから誰か開けられるか聞いてるんだけど」「誰も開けられないよ」
と言うやり取りを繰り返し、結局ぬぼーーーのお兄さんは何もできないことを何か一生懸命やってたことがわかり
最後の手段で
「会社の緊急連絡先があるでしょう、そこに電話をしてくれませんか」
と頼みました。
おじさん、しばらーーーーーく考えて
じゃあちょっと確認してくるから
と言って消えていきました。
だけどしばらく待っても帰ってこない。
あ~もう無理だな、トム・ハンクスの映画ターミナルの主人公の気持ちはこんな感じだったんでしょうよ
月曜の朝まで会社の前で寝ることを半ば覚悟するくらいまで待たされたあと、おじさんが戻ってきて
「今日本人が来るから」と言われました。
「誰!?」と聞くと「名前は知らないが日本人だ」とのこと。
緊急連絡先は恐らく社長か総務の人のはず。
日本人てことは社長か。もしくは総務の人が会社の近くに住んでる日本人の方に電話してくれたのか、、、。
手ぶらで(家の鍵だけは手の中にあるけど)いつ現れるかわからない人を待つという
ものすごい不安感
ケータイも何も持ってないということがこんなにも不安に感じるなんてそして取り留めもなく追われてる仕事に対する不安が募るばかりでいても立ってもいられなくなり
オフィスの廊下でヨガ。
きっと防犯カメラで見てるセキュリティーの人は「アイツなんだ?」と思ってるんだろうなぁと思いつつ、久々に遠い記憶をたどりながら昔習ったヨガでストレッチ。
そしてしばらくして現れたのは社長本人。
何事でもなかったかのように
「あれー、どうしたの」
と現れた。
もごもごしながら「ええっと家のカードを持ってトイレに行きまして、、、」と説明
結局戸締まりも全部社長がやってくれて、さらに「乗ってく?」と乗ってきた自家用車で家まで送ってもらい
「月曜日に干からびて会社の前で発見されなくてよかったね」と慰められる始末。
いつもあと一歩のところで失敗をしでかす自分が不甲斐ない。
暫くヘコみます。