ネット上からお借りした画像です

無断拝借ごめんなさい

私の記憶にある

炭アイロン

1番近いスタイル







私は1954年生まれ

現在69歳

ドールの衣装を作っていますが

いつまで

続けられるかな?




その私が物心ついた頃

祖父は炭アイロンを使っていました

多分明治37頃の生まれ


祖父は洋裁をしていました

テーラーというのかな?


祖母と結婚をして(婿入り)

町でやっていたらしいですが

私が物心ついた頃は

田舎の祖母の家で

僅かな田畑を耕し

暮らしていました


元々はテーラー

農業なんてやったことない祖父

良く祖母に怒られていました


それでも

時々仕立ての

いや、お直しだ!

依頼が舞い込みます


昭和30年代

そんなに物は豊富ではない時代

背広の仕立て直し

良く頼まれていました

それまで裏側になってた所を

表にして

仕立て直すのです


裏返し

と言ってた気がします


裏返しにすると

胸ポケットは

反対側になってしまいます


そんなこと

あんまり気にしない時代

だったのでしょう


その頃

ズボン👖

今ならパンツ!

というのかな?

細身のものが流行ってました

太めのズボン👖を

細くしてくれ!

持ってくる人もいました


お下がり、とか古着

なんて普通


私が中学生の頃

一応新品のセーラー服は

買ってもらいましたが

いただき物の

セーラー服もありました


弟が2人いますが

下の弟は

私が中学1年の時

小学1年


祖父は

中学生のセーラー服から

小学生の学生服を仕立てました

詰め襟ではなく

ちょっと可愛い襟のあれ

勿論、弟用です


子どもながらに

凄いなぁ~

と思った記憶があります


そんな祖父が使っていたのが

炭を入れて使うアイロンです


煙突が付いていたかは

記憶がありませんが

電気のアイロンに比べ

随分大きかった

記憶があります