映画「愚行録」



幸せだった一家の惨殺事件。

なぜ、一家は殺されなければ

ならなかったのか?


冒頭より緻密に張り巡らされた伏線。

浮かび上がる夫婦の本当の人間性。

それは心を踏みにじる大罪。




そして、日本の【見えない】階級差別。


大学を否定する気はありませんが、

正視出来ない嫌悪感のオンパレード。




全く救いようのないラスト。

利己主義への問題提起と

因果応報の惨さ。


【愚行=蛮行】

素晴らしいサスペンスだが

過去一番の胸くその悪さです。


                                             てまり