最後
びっくりするくらいめまぐるしく展開して、昨日最終勤務日で退職してきました。
当初今月いっぱいくらいって言われて、
常務に引継ぎする予定で動いていたのですが
わりと常務も私も抱えていた仕事が大きすぎて時間が取れず、
いつになるかわからないから取り急ぎ引継書だけ作って退職していいとのことに。
てか、当日言われたし。
10日退職って10日に言われたけど…
でももうもめるのもめんどくさかったし、有給あるからいいやと思って
わかりました。って素直にうけいれました。
それからあわてて業者やデザイナーなど取引先に連絡し、挨拶。
みんなたまげていた。
そりゃ、びっくりするわな。
でも取引先に『○○さん(私)いないと、絶対いいものできませんよ、今から考えなおしてくれませんか』とか
『会社の財産ですよ。何で辞めるんですか!?今までの誰よりデザイン選定よかったじゃないですか、他の人じゃ無理です』と
建前でも言ってもらえてうれしかった。
ごあいさつくださる方の電話が一日ずっとなっていたので、正直仕事は思ったように進まなかったけど
自分がやってきたことが間違っていなかったような気がして、うれしかった。
やめてからも数社取引先が送別会やら食事を設けてくれて、ちょっと楽しみ。
『いつがいいですか?』ときかれても『いや、ほんとにいつでもひまです。』と答えてる自分がうけた。
ただ、やっぱり許せないのが社長。
当日、しかも朝じゃなくて昼に私に伝えるよう指示したらしい。
朝だとみんなの前であいさつしなきゃだからどうして辞めるのって話に当然なるので
それを避けたらしい。
だから夜みんなに挨拶に廻るまで、私の退職を知らない人もいたくらい。
そして、その日忙しくてお昼を食べに出られなかったから16時くらいにものの5分くらいコンビニに
ご飯を買いに行ったそのすきに社長は帰ったらしい。
総務部長曰く、私に挨拶するのが嫌だったそうな。。。
ちなみに常務は社長の奥さんなので一緒に帰るんだが、
待っててくれたらしく、社長に見えないところで
涙ながらに『今までほんとにありがとう。なんか…ごめんね』と言って走って帰って行った。
その瞬間が一番泣きそうになってしまった。
常務はわかっててくれたのかもしれない。
変に冷静な自分もいたので、自分で買うことのできない高い成分をいれた化粧品サンプルや
気に入った他社サンプルはこっそり自宅に送るように手配しておいた。えへ。
で、その日はみんな他の異動者も席替えだったので
片付け、挨拶回りをした。
自分で決めたことだし、周りにすごく迷惑をかけるから泣かないって決めていたのに
営業部の部長に挨拶をしたとき、涙が出てしまった。
悔しかった。
営業部と連動して0からモノ作りをしたプロジェクトがやっと軌道に乗ったばかりなのに
手放すのが悔しかった。
商品部のみんなにも挨拶をした。
商品部は女性ばっかりなのでみんなかなり泣いてしまっていて
私が『ごめんなさい、でも悔しいんです。』っていうと、
『悔しむ価値もないよ、あんな社長だもん』と一人が言ってくれた。
そのひとも今月末で退職することにしたらしい。
主任に至っては入社時からずっと宣伝広報でも商品開発でも
一緒に仕事をしてきたので別れをとても惜しんでくれて
声をあげて泣いてくれた。
私も同じ気持ちだった。
出張に行った二人も目の前で見てたのに何もできなかったことを後悔している、
と泣きながら言ってくれた。
今回私が退職したことで、社長がほかのメンバーもかなり異動させた。
入社一か月くらいの正直いぱっとしないなって人と仕事に支障をきたしている天然ボケの
23歳の女の子を開発においたそうで、きっと今後は苦難の道を歩むだろう。
一緒に出張にいったトランスレーター役の海外の子は課長に昇進したが
こんな人事はおかしいといって今退職交渉中だと言ってきた。
私は彼女を誘うつもりもなにも全くない。
自分で決めた道だから、お互い頑張ろうね、と言うにとどめた。
営業部にいた仲いい男の子は『お疲れ様でした、必ず後を追いますから!』といってきた。
まぁいろいろあったけど今日で終わりだな、と、しみじみ。
会社って誰がいなくなっても、意外とどうにかなるものだからね。
最後に商品部みんなになにか言葉をともとめられ
こんな形で志半ばでの退職になったことはとても悔しいが、まったく後悔はしていないこと、
みんなに迷惑をかけるのはとても申し訳ないとおもっていること
仕事を失う不安はあるが、同じくらいこれからの人生の希望も感じていること、
社長はおかしい人だけど、そんな人の下で働けることもわりと貴重だと思ったことを伝えた。
みなさんも後悔のない人生を送ってください、と言い放ってみました。
一切後悔していなかったので、すっきりした気持ちで彼氏に電話した。
今日は彼氏がイタリアンを予約してくれたらしい。
『今終わった。』というと
『お疲れ様、店予約できたよ。早く来いよ。』といってくれた。
不安と希望が入り混じった重いのにすっきりした不思議な気持ちで
もらった花束とプレゼントとともに、私はオフィスを後にした。