ブログネタ:泣ける漫画、小説教えて 参加中Tomoi (小学館文庫)/秋里 和国弐

¥660
Amazon.co.jp
『TOMOI』
主人公の青年・友井はお医者さん。
容姿端麗で優秀でゲイで、性格はちょっと屈折(笑)しています。
前半はラブコメっぽいノリなのに、切ないラスト。
一冊で完結してるので、機会があれば是非。
灰谷健次郎『きみはダックス先生がきらいか』
これは絶版なのかも。
ある小学校に赴任してきた小太りのオジサン先生。短足なので、あだ名はダックスフント。
宿題を出さないし「道草しましょう」とか言うし、ちっとも先生らしくない先生。
そんなダックス先生が生徒たちに語るエピソードが泣けるんです。
『子どもの頃、家族で疎開してて貧しかったダックス先生。
ボロボロの汚い家で暮らし、お風呂は近所の親戚の家で借りるような生活。
家庭訪問の日、母親は担任のために親戚から湯飲みと茶托を借り、ようかんを二切れ買ってきました。
家の外の、少し離れた場所から様子をうかがうダックス少年。
やがて担任が家から出てきました。
角を曲がる前にポケットから何かを出してポイッと投げ捨てた担任。
ダックス少年が見てみると、それは紙に包まれたようかん。
担任が食べなかったので、母親が包んで持たせたのでしょう。
汚い家で、出されたようかんなんて食べられなかったのでしょうか。
ダックス少年は、それを持って帰り母親に見せました。
母親は何も言わず、それをそのままゴミ箱に捨てました…』
うぉーん

本の内容はほとんど覚えてなかったのに、ようかんエピソードは覚えてた。
大人になった今でもようかんを食べる時に、ふと思い出す話なのでした。
『灰谷健次郎 童話4年生〈1〉』にダックス先生は収録されてます。



