香港の方からご依頼いただいた2列弦のカーボン弦ハープが完成しました!日本画家、中井智子が妖精と小鳥の絵付けを施して大変美しい楽器に仕上がりました。
今回のお客様はすでに3台ハープを注文してくださった方で、以前、京都のアトリエリンデンにもご家族で来てくださいました。2019年3月に制作した19弦のカーボン弦ハープ(op.163, G3-D6) を2列の38弦にしてほしいとのご依頼でした。私はE6の音まであったほうが良いのではと提案し、最上部のD6とE6だけ単弦、それ以外はユニゾンに設計しました。
op.163は共鳴胴が薄かったのですが、ネックの強度を保つため、音響のために分厚くしました。弦の長さを左右で変えており、低音域の左側は長く(テンション強め)右側は短く(テンション低め)、その逆も然りに設計。これは、基本的に左手で低音域を奏で、右手で高音域を奏でるためです。また、ネックの強度を保つためでもあります。ネックと支柱の接合は今回はダボ継ぎを採用。
単弦で弾いた場合は、短い残響音のため儚い印象ですが、両手でユニゾンを用いトレモロ風に奏でると、いつまでも長い響きが得られます。この対照を生かした演奏が合っているのではないかと思いました。
まったく同じハープは2台作れませんが、同モデルの制作をご希望の方は、お問い合わせください。
queenmaryharp@gmail.com (寺本)









































