国産ケヤキ製、37代目、24弦金属弦ハープ完成! | アイリッシュ・ハープ研究家、奏者、制作者、音楽教育者 寺本圭佑

アイリッシュ・ハープ研究家、奏者、制作者、音楽教育者 寺本圭佑

アイリッシュ・ハープ研究家、奏者、制作者、音楽教育者、寺本圭佑の教室やイベントについて書いています。

37代目となる24弦の金属弦ハープが完成しました!
共鳴胴に使用した木材は国産のケヤキです。

最近ウェールズ語の歌と合わせる機会があり、19弦のキルコイでは低音域が足りず、さりとて26弦のローズでは重すぎるため、この中間に位置するハープがあったらいいなと思って、設計、製作しました。

ローズの最低音のG2はあってもなくてもいいことが多く、最高音のF6はまず使うことがないので、音域をC3(ヴィオラのC)からE6に定めました。弦長と張力を従来のものから改めて再計算しました。

今まで私が作ってきた金属弦ハープの中で、もっとも大きくて豊かな響きの楽器になりました。ケヤキは2mm近くまで薄く削り、総重量を2.5kgまで減らすことができました。支柱に軽いスプルースを使ったことも軽量化につながったと思います。サイズはキルコイよりも一回り大きくなりました。

自画自賛になりますが、かなりお気に入りの楽器なので、ぜひ多くの方に聴いていただきたく、今後メイン楽器として使用していきたいなと思います。とりあえず、12月16日(水)12:35-55の明治学院記念館での音楽礼拝でお披露目する予定です。

弦数:24本
音域:C3-E6 (A4=440Hz)
弦間:11mm
総重量:2365g
共鳴胴:ケヤキ(高さ550mm,幅295mm,厚さ60mm)
横にした時の最大高さ:420mm
ネック:バーチ
支柱:スプルース
裏板:オーク



サンプル音源






弦の張力による傾きゼロ。




裏板は分厚いオーク。これがいい音を出す原因のひとつかもしれません。


左からキルコイ先生、ケヤキハープ、ローズ先生