共鳴胴に使用した木材は国産のケヤキです。
最近ウェールズ語の歌と合わせる機会があり、19弦のキルコイでは低音域が足りず、さりとて26弦のローズでは重すぎるため、この中間に位置するハープがあったらいいなと思って、設計、製作しました。
ローズの最低音のG2はあってもなくてもいいことが多く、最高音のF6はまず使うことがないので、音域をC3(ヴィオラのC)からE6に定めました。弦長と張力を従来のものから改めて再計算しました。
今まで私が作ってきた金属弦ハープの中で、もっとも大きくて豊かな響きの楽器になりました。ケヤキは2mm近くまで薄く削り、総重量を2.5kgまで減らすことができました。支柱に軽いスプルースを使ったことも軽量化につながったと思います。サイズはキルコイよりも一回り大きくなりました。
自画自賛になりますが、かなりお気に入りの楽器なので、ぜひ多くの方に聴いていただきたく、今後メイン楽器として使用していきたいなと思います。とりあえず、12月16日(水)12:35-55の明治学院記念館での音楽礼拝でお披露目する予定です。
弦数:24本
音域:C3-E6 (A4=440Hz)
弦間:11mm
総重量:2365g
共鳴胴:ケヤキ(高さ550mm,幅295mm,厚さ60mm)
横にした時の最大高さ:420mm
ネック:バーチ
支柱:スプルース
裏板:オーク
サンプル音源


弦の張力による傾きゼロ。


裏板は分厚いオーク。これがいい音を出す原因のひとつかもしれません。

左からキルコイ先生、ケヤキハープ、ローズ先生









