三人の鳥三人の鳥序章世界は混沌としていた。昼も夜も解らないくらいに一日中煙が立ち込め、陽が差さない毎日が繰り返される。なぜかって?それは常々あちこちで戦争が起きているからだ。日昼夜関係無く、繰り広げられる戦争は、酷く荒んでいた。鳴り止まぬ音。鎮まらない闘志。忘れぬ目的。そう目的があった。確固たる目的。世界が一瞬で引っくり返す事が出来る“あるもの”があると言うのだ。その“あるもの”を求め始めた人々は、目の色を変え求め、戦争は始まった。そんな世界に、三人の若人達はたちあがったのだった。