ルパン三世・カリオストロの城で脚光を浴びた、カリオストロ伯爵に比べるとマイナーなサンジェルマン伯爵。
彼は1979年頃、サイボーグ009・海底ピラミッド編に登場して以来30年ほど、日本のマンガに登場していなかったが、2009年頃から、ドリフターズ、と言うマンガに、サンジェルミ伯爵として登場しているらしい。
実は、まだ、ドリフターズ、読んでいない。
今年の10月に60歳になり、かれこれ40年ほど、地球征服計画を練っていた我が輩は、「1943年4月18日へ行ってブーゲンビル島上空で、山本五十六を助ける」ところから始まる歴史改変・地球征服計画や、「1579年、石山本願寺降伏、加賀一向一揆壊滅直前の日本へ近代兵器を持って行って信長と戦う」ところから始まる歴史改変計画を企てて来た我が輩にとっては、ドリフターズはそれほど目新しいアイディアではない。
故・光瀬龍が1970年代に書いたSF小説「百億の昼と千億の夜」では、ゴーダマ・シッタータとナザレのイエスが、何者かの代理として戦いを繰り広げている。
豊田有恒が書いた短編SF小説では、異星人の侵略で滅亡の危機に瀕した未来人が、アレキサンダー大王や山本五十六をタイムマシンで連れて来て、地球軍の指揮を執ってもらうのだ。

ドリフターズと廃棄物の違いは、遺体が発見されているか?いないのか?の違いが大きいように思える。
織田信長と菅野直、キリスト?とジャンヌ・ダルクと土方歳三、の違いは、そうである。 アドルフ・ヒトラーも、サンジェルマン伯爵も遺体が確認されていない。
しかし、関ヶ原の合戦の、島津勢敵中島突破退却は知っていても、津豊久と言う人物はノーマークだったし、那須与一、カルタゴのハンニバルとローマのスキピオの晩年もチェックしていなかったので、この分類が正しいかどうか?
山口多聞は、この分類だとドリフターズ。
源義経も、モンゴルへ渡ってジンギスカンになった、と言う説があるのでドリフターズなのだが、黒王と行動を共にしているようだ。

我が輩は、伊号第13潜水艦と、大橋勝男艦長に目を付けている。

サイボーグ009・海底ピラミッド編の方のサンジェルマン伯爵は、009たちを海底ピラミッドと戦わせる為に、モビーディック型戦艦を作ってやったりしているので、我が輩も何か作ってもらいたい。