サプリメントに強い薬剤師、
サプリメントファーマシストのtelohan(てろはん)です。
バイエル薬品の一件、連日報道されていますね。
他社の薬の効き目を調べるために、
200人のカルテを見て、調査に使用すると共に、
アンケートデータとしてまとめ、
対外的に使用していた、というニュース。
一言でいうと、勘弁してくれ、と思いました。
1.何がまずかったのか?
2.サプリメント業界に何故影響があるのか?
を、紹介していきます。
1.何がマズイの?!
▷まずは十分な説明による同意がされていなかったこと。
インフォームドコンセントが取られていなかった。
勝手にデータ使われたら、誰だってイヤです。
十分な説明と同意書が必要です。
▷データの取り扱い
データを扱うにも、
個人情報とつながっているものはダメです。
切り離してデータを扱うのが基本です。
▷データ管理
勝手にデータを取り出せて、
使用できるのが良くないです。
誰が閲覧したのか履歴が残るような形で
データを管理すべきでした。
▷データの利用の仕方
勝手にアンケート結果のように使ったこと。
本来であれば、アンケートであっても、
事前に社内社外を問わず、
倫理審査委員会での検討などが必要でした。
大学病院ならまだしも、
今回は開業医だったので、
そこまでの意識が足らなかったんでしょうね。
敢えてそこを狙った、
というのが実情だと思いますが。
2.サプリメント業界にも影響が!?
薬とサプリメント、遠いようで、
実は繋がっているんです。
サプリメント業界にとっても
他人事ではありません。
先日のブログ内でも紹介しましたが、
小保方さんの1件があってから、
研究に対する倫理観が問われることになりました。
H27.4月から始まった
人を対象とする医学系研究に関する倫理指針。
以前は薬と食品(サプリメント、健康食品)とは、
別カテゴリーだったのですが、
口に入るもの、
ということで一緒に扱われるようになりました。
サプリメントも、薬と同じように、
人間で効果があるのかを確認します。
私もサプリメントの有効性試験で、
この倫理規程にはイヤという程、
お世話になりました(>人<;)
薬は非常に何かと求められるレベルが高くて、
食品だと苦労することもしばしば。
薬と食品を同じ土俵で扱うのも
結構無理があると思うんです。
ニュースになるのは、だいたいが悪いこと。
何が問題かというと、
一部の問題のせいで、
真面目にやっている人たちが動きにくいように
制度が変わっていってしまうことです。
今回もここまで読んでいただき、
ありがとうございました!!
