後、200m先、1分で関門が閉まるぞぉ!!
これまでに6回フルマラソン経験しましたが、初めて聞いた言葉でした。
知り合い夫妻がフルマラソンに一緒に出てゴールした、という話を何組か聞き、一回やってみたいと、今回、嫁さんと一緒に奈良マラソン42kmに挑戦しました。
フルマラソンには制限時間が設けられていて、今回の奈良マラソンは6時間!5km地点で60分など、だいたい5km毎に制限時間があり、それまでに通過しないといけません。
今まで気にしなかった関門と制限時間を昨日はずっと意識し続けたハラハラしたレースでした。
嫁さんは最終組のスタートだったので、一緒に最終組スタート。スタートラインに立つまでに15分くらいビハインド。かつ、21kmすぎたところで、嫁さんの足がとまり、騙しだまし、進んできました。次第に自分の足も止まってしまい、思うように進めません。
制限時間と通過タイムが、関門を通過する毎に12分、9分、5分と縮まっていきました。間に合わないんじゃないか。正直、そう思ってしました。
40kmの最後の関門。
後、200m先、1分で関門が閉まるぞぉ!!
これまでにない応援、というより叫びが聞こえました。
この声を聞いて、力が沸きました。ここでリタイアしたら、これまでの39kmが無駄になってしまう。それはイヤだ!声をかける前に、2人とも足が動いてました。全力疾走しました。
気力のみで、無我夢中で走りました。
関門を閉鎖するべく、カウントダウンが聞こえてきます。
祈るようなスタッフさんの姿が見えました。どこが関門か必死すぎて覚えてません。
嫁さんの方を見たら、ほんのちょっと後ろでスタッフの方が関門を封鎖するのが見えました。
なんと嫁さんが関門を通過した最後のランナーでした。
間に合った!
ゴールもしてないのに、この状況に感激してしまいました。
いつもよりも応援がチカラになったし、関門を前に、フラフラランナーに全力で叫んでくれたスタッフさんたちには感謝を言いたいです。
その後、2人で一緒に完走できました。タイムは5時間58分とお世辞にもいいタイムではありませんでしたが、忘れられないマラソン大会になりました。
終わってから。
何度もリタイアが頭をよぎったけど、諦めなくて良かったと嫁さんは言ってました。
その通りだと思います。
諦めないという気持ちが関門封鎖前の3秒を作ったんだと思っています。
良い機会になりました。